独立・芸術映画の祭典である「第15回全州国際映画祭」が1日午後に幕を開けた。10日間の日程で開催される。
ことしは労働者の日(メイデー/1日)と週末、子どもの日(1日)、釈迦誕生日(6日)など韓国のゴールデンウィークが含まれるため、多くの映画ファンが映画祭に訪れる見込みだ。
映画俳優イ・ビョンジュンとチョ・ボアの司会で同日午後7時、韓国ソリ文化の殿堂で開かれた開幕式は、セウォル号沈没事故の追悼に参加する意味でレッドカーペットと開幕公演などはなく、簡単なステージイベントとのみで行われた。
開幕式では、開幕作「新村ゾンビ漫画」に参加したリュ・スンワン、ハン・ジスン、キム・テヨン監督と出演俳優、デジタル三人三色の監督、コンペティション部門審査員であるチョン・ジヨン、イ・サンイル、ニコラス・ペレダ監督らが参席した。
また、閉幕式は来る7日午後7時、韓国ソリ文化の殿堂で開かれる授賞式に代わり、俳優ハン・ボベ、コン・イェジが司会者として登壇する予定だ。
授賞式後3日間は、受賞作品の再上映が行われ、これまで9日間開かれていた映画祭を10日間に増やして進行される。
「第15回全州国際映画祭」では、セウォル号沈没事故の犠牲者を追悼するため、イベント「Busking in JIFF」などは中止されることが決定した。
コ・ソクマン実行委員長は「開幕前から前売り券が売り切れるなど、15回目を迎える全州国際映画祭に対する高い関心を立証した」とし「特別に、ことしの映画祭はセウォル号沈没事故で犠牲となった方々と遺族への追悼、慰労の意味を込め、映画上映を中心にしながら映画祭を進行する予定だ」と語った。