まず彼が演技する組織のボス、チャン・テヨンはアジア最大規模のカジノのオープンを控えた野心いっぱいの人物で、ある日巨額の投資を約束して現れた怪しい男に会うことになって、全てがこじれ始める。この怪しい男がキム・スヒョンが演じるもう一人のチャン・テヨンで、組織のボスのチャン・テヨンと名前も顔も同じミステリーな人物だ。
このように全く異なる個性を持った2人の人物の1人2役を期待できるのは、彼らを演じるのがキム・スヒョンであるからだ。キム・スヒョンは「2人の人物が全く違うキャラクターだったために、新しい面白みを感じることができました。1人2役は2人の姿を表現できるという点で興味深かったです」と明らかにして自身の配役に対する愛情を表わした。デビュー当初から堅実な演技を披露して、信じて見れる俳優に成長したキム・スヒョンの1人2役は、「リアル」を楽しむまた別の観覧ポイントになるだろう。
一方「リアル」は今月28日に映画館で見ることができる。