「冬のソナタ」の主題歌「最初から今まで」の大ヒットにより、韓流ブームの立役者の一人として現在も日本と韓国で活躍する歌手Ryu が6月8日(土)東京・池袋コミュニティ・カレッジにて開講プレイベント『Ryuトーク&ライブ』を開催した。
数々の講座を展開している池袋コミュニティ・カレッジにてRyuの韓国料理講座(8月31日)、ハングル講座(秋頃開講予定)が開講。 開講プレイベントとなった同イベントにはRyuのファンはもとより、カレッジ受講者も参加するスペシャルイベントとなった。
「最初から今まで」の曲が会場に流れると黒いスーツ姿のRyuが登場。 大きな歓声と拍手に迎えられると「今日は池袋コミニティーセンターにお越し頂きまして、ありがとうございます。初めてお会いする方もいらっしゃると思いますが、よろしくお願いします」と挨拶。
Ryuはジョークを交えた日本語トークで笑いを誘い、オープニングから会場を沸かした。
日本に来た当時を振り返り「当時は全国のファンの方たちに自分の言葉で感謝の気持ちを伝えたいと日本語を一生懸命覚えました」と話し、『ハングル広報大使』の任命を受け、NHKのハングル講座に出演していた時は「ハングル講座のテキストを読んで、逆に日本語の意味を確認していました」とエピソードも明かした。
「外国語を覚えると人生が2倍楽しくなります。韓国語を勉強したいと思っていらっしゃる皆さんはまず、ご自身の興味のある事や好きなドラマのセリフから始めるとよいと思います」とアドバイスするRyu。
ここで、Ryu自身の経験を活かした語学の勉強方法をレクチャー、「楽しく韓国語を勉強して欲しい」との想いからハングル講座の開講が実現されたことを伝え、さらにRyuによるプチハングル講座も行われた。
続いて料理も韓国料理の本(徳間出版より8月25日発売予定) を出す腕前を持つRyu。
トッポッキや韓国のり巻き、ナスやチンゲン采を使ったナムルなど自宅のキッチンで料理する写真が次々と公開され、「ホンマ~!」「どえりゃ~美味い!」と方言を交えて韓国料理を紹介、会場を楽しませながら講座開講への意気込みを示した。
ライブコーナーでは歌手Ryuの本領を発揮。
代表曲の「最初から今まで」はもちろん、井上陽水の「少年時代」や韓国の童謡も披露。アップテンポ曲「国際結婚」ではノリノリで歌うRyuに満面の笑みを浮かべ、身体でリズムをとり、スタンディングで応援する人たちの姿も見られるなど大盛り上がりに。全7曲を熱唱。
ラスト曲「My Memory」ではドラマの世界感を表現するその歌声に会場は感動の波に包まれ、涙ぐむ人の姿も見られた。
全7曲を熱唱、歌にトークにとイベントは大盛況で終了した。
今年8月、日本デビュー10周年を迎え、料理本の発売やハングル講座、韓国料理講座の講師にとライブとはまた違う魅力で人々を魅了するRyu。
彼の更なる活躍に期待が高まる。
*Ryu 公式サイト:http://www.ryufan.com/
*池袋コミュニティー・カレッジ: http://www.7cn.co.jp/7cn/culture/cc/
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)