Q.そのためか、シワンさんとグァンヒさんに続いて注目されるようになりましたね。「本物の男」の影響が大きかったのではないでしょうか?
「本物の男」は絶妙なタイミングだったと思います。その頃は、意欲があふれていて何でもしたかったんです。そうしているうちに出会ったのが「本物の男」で、僕の性格とよく合った番組でした。トーク番組は自信がないけど、リアリティ番組は僕の姿をそのまま見せたらいいだけなので、あまり負担もなかったです。初めて「本物の男」を始めた時は、バラエティ番組に出るというだけでも凄く嬉しかったし、こんなにたくさん愛されるとも思っていませんでした。
Q.ヒョンシクさんをはじめ、アイドル出身の俳優が活発に活動を繰り広げています。アイドル出身の俳優だけが持つ利点は何だと思いますか?
僕が感じるのは、アイドル出身の俳優たちは恐れがないと思います。華やかなステージでパフォーマンスをして、多くのファンに愛を表現する方法を学ぶから、新しいことに挑戦する際に“できるんだ”という自信と“やり遂げなきゃ”という意志が大きいんだろうと思います。もちろん俳優が表現する深さに追いつくには時間がかかるでしょうが、アイドル出身の俳優は、体を使いながら、つまり才気を振るうことを知っているんじゃないかなと思います。
Q. 今後、また歌手活動をする計画はありますか?
個人的にはシングルを出したいです。作詞・作曲にも参加したいし、アルバムのジャケットも自分のアイディアを加えたいです。だけどまだ作詞・作曲する方法を全く知らないので、アルバムを準備するには長い時間がかかりそうです。だからまずは、ドラマのOST(劇中歌) に積極的に参加しようと思っています。そうすれば、ファンミーティングを通じてステージを披露したり、ファンと疎通もできるでしょう。
Q. 映画デビューの夢も持っているのですか?
今回の作品をしながら映画への夢がもっと大きくなりました。皆が「力の強い女ト・ボンスン」の現場が、映画の現場と似ているとよく言っていました。だから本当の映画の現場はどうなんだろうと気になりました。そして、もし映画をすることになったら、やっぱり初めてだから小さな役から始めるんじゃないかと思います。
Q. 最近所属事務所を移しましたね。先輩であるユ・アインさんの影響が大きかったと言っていましたが。
個人的に凄く尊敬する先輩です。映画「ベテラン」を見ながら、「呆れるね」のセリフを1人でやっていました(笑) 先日、広告撮影の現場で初めてお会いしました。凄くぎこちなかったのに、先輩の方からジョークも言ってくれて、楽にさせてもらって有り難かったです。同じ事務所になって光栄です。そして新たなスタートをしたので、今後の歩みに関心と応援をいただければ嬉しいです。
元記事配信日時 : 2017年04月24日13時49分 記者 : イ・ウンジン、翻訳 : 前田康代、写真 : イ・スン
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