しかし、キム・ジョンヒョンはあきらめなかった。キム・ジョンヒョンは、「僕がうまくリードしなければいけませんでした。次は一緒に誉められたいと思いました」とあきらめなかった。クォン・ヒョンビンを絶えず激励して面倒を見るのはリーダーのキム・ジョンヒョンの責任となった。キム・ジョンヒョンは、練習中にいなくなったクォン・ヒョンビンを探して、「来ないのか?どうするつもりだ」と、背中を叩きながらお母さんのような態度で接し、パフォーマンスを集中的にレッスンしてクォン・ヒョンビンをバックアップした。キム・ジョンヒョンは、「ヒョンビンが、1時間練習すると消えて、1時間するとまた消えます。それでも信じようと思います」として、クォン・ヒョンビンに対して堅い信頼を見せた。
クォン・ヒョンビンが練習中に突発行動をするとキム・ジョンヒョンも我慢できなかった。しかし、怒りながらも彼の言葉にはクォン・ヒョンビンに対する愛情があった。ひとつひとつ自分自身の本音を伝えるキム・ジョンヒョンのお母さんのようなリーダーシップが印象的だった。
しきりに練習室を離れるクォン・ヒョンビンにキム・ジョンヒョンは、「休んでいいと言ってないじゃないか、どうしてこんなにしかられてもわからないんだ。声を張り上げざるをえないじゃないか。ずっとできない人のままでいいのか。がんばろう」としながら「君らがどんな思いで『プロデュース 101』をしているかは知らないが、僕は一生懸命しなくちゃいけない。僕はだめだったら本当に終わりなんだ」と言って、グループバトルの勝利に対する切実さを伝えた。(3ページに続く)