Q. デビュー当時は、劇中のキャラクターに現れる『面』に集中していたと思うのですが、最近はキャラクターが持つ『色』に集中している印象です。
チャン・ヒョク:最近でも現れる面に集中しているんだけど(笑) だから毎朝運動して、体力が落ちないよう努力してますよ。昔は“青春の反抗児”と呼ばれ、そんな感じのするキャラクターをたくさん演じてきましたが、今は反抗児になるにはちょっと年を取ってしまったので、もう少し色のあるキャラクターを演じているんです。
Q. それでも容姿はデビューの頃と比較しても変わらないです。
チャン・ヒョク:そう見てくださるとありがたいです。いつからか、年を取るなら好感を持ってもらえるように老けたいと思うようになりました。正直、見た目は変わっていないようで、年齢とともに印象が変わるみたいです。会う人に好感を与えながら年を重ねたいものです。
Q. 「普通の人」を見た観客に、どんなことを得てほしいですか?
チャン・ヒョク:何か意味を見つけるより、その時代の人々の話を描いた映画、それ自体を見ていただきたいです。僕が映画を観たときに感じた、息の詰まるような重たい感じを、観客も一緒に感じて欲しいですね。
元記事配信日時 : 2017年04月02日07時00分 記者 : イ・ウンジン、翻訳 : 前田康代
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