歌手兼俳優ソ・イングクが、訓練所に入所して4日で持病のために退所した事実が知らされた。ファンには衝撃で、大衆も驚いた。所属事務所も同様だ。結局、現在一番つらく肩の荷が重いのはこの状況に責任を負わなければならないソ・イングク自身であるだろう。
3月31日に所属事務所JELLYFISエンターテインメントは、3月28日に陸軍に現役で京畿道(キョンギド)の漣川郡(ヨンチョングン)にある第5師団新兵教育隊に入所したソ・イングクが、今日夕方、軍から帰宅命令を受けた」と公式的立場を明らかにした。
帰宅の理由は、「左側足首のくるぶしの骨軟骨病変」だ。この症状は、訓練の前に確認されたと伝えられ、「詳しい状態は、後日検査を通じて確認される」と伝えた。
「軍入隊後、誠実に服務しようとしたが、本人の意志とは反対に兵役法によってソ・イングクは現在自宅に帰宅措置された。今後、地方兵務庁で再検査を受ける予定であり、身体検査の結果によって軍服務を行う予定だ」と、現在の状況と今後の計画について説明した。
これについて一部では疑惑を持つなど否定的な視線もあるが、男性芸能人はこのごろ軍隊問題が今後の芸能人としての生活の向方を決めるほどに重要で微妙な問題だということをよく理解している。会社と周囲もこの重要さを強調している。芸能人当事者も「どうせ行くなら、行ってかっこよく帰って来たい」という考えを大部分が持っている。
これは、ソ・イングクも同様だろう。ソ・イングクは、入隊を前に昨年末まで忙しく活動した。
ドラマを終えた後は、入隊の日付けを待ちながら単独コンサートを開催してファンのために新曲を発表するなど入隊前にできる最善をつくした。これは結局、軍服務後いっそうりりしくなって帰って来る未来のための準備でもあった。遠い未来を見つめて軍隊を立派に終えて来るのがどれほどプラスになるのかよく分かっているからこそ、固い覚悟で入所したという話だ。
しかし、一旦はこの計画が挫折した。かっこよく軍服務を終了したいと夢見たソ・イングクが、現在一番労しい理由だ。