今月13日に大衆の前に現れることになったホン・サンス映画監督と韓国女優キム・ミニに向けられた関心はさらに高まっている。
二人が“不倫説”についてどのような話をするのかに注目が集まっているが、何よりも昨年6月に二人の関係が世間に知られてから初めて韓国国内の公の場に姿を現すからなのだ。
配給会社側は9日、「13日にロッテシネマ建大入口で行われる映画『オン・ザ・ビーチ・アット・ナイト・アローン』のマスコミ試写会の申請が早期に終了した」とし、「座席数の制限によって、今後の申請は受け付けられない」と明らかにした。
今月23日に韓国で公開するホン・サンス監督の19作目となる映画「オン・ザ・ビーチ・アット・ナイト・アローン」は、女優のヨンヒ(キム・ミニ)が既婚男性との出会いによって受けるストレスに勝てず、全てをあきらめるという設定で始まる。考えを整理するために浜辺に遊びに行ったヨンヒは、知り合いに恋愛の悩みを打ち明けながら愛や欲望、葛藤について語っていく。
ホン・サンス監督は浜辺を人間の内面がはっきりと表れる場所であり、霧のように消えていく場所だと設定した。
何より写実主義の監督であるホン・サンス監督が、まるで自分とキム・ミニとの関係を描いたようだという反応もあり、一層関心が注がれている。13日にマスコミや評論家に公開されるが、どのような評価が得られるのかにも注目だ。
映画「オン・ザ・ビーチ・アット・ナイト・アローン」は、「第67回ベルリン国際映画祭」でコンペティション部門の最優秀作品候補に選ばれ、キム・ミニが主演女優賞を受賞した。
WOW!korea提供