また、「たくさんのアーティストと作業してきたが、歌唱力とパフォーマンスを全てうまく消化するアーティストはキム・ジェジュンが初めでだと思う。そんな完ぺきな姿の影には彼の努力が隠されているということを今回のツアーをともにしながら知るようになった」とし、「全曲ライブにもかかわらずキーを全く下げないでリハーサルに臨み、本来のキーで歌うように努力する姿に胸を打たれた。アーティストひとりなのに大きなステージが狭く見えるほどで、キーが高くて難易度の高い曲20曲あまりを2、3日ずっと連続で公演しても全く無理がない姿にとても驚いた」とステージでのジェジュンの姿についても感嘆した。

そして、「公演の中間でファンとコミュニケーションするためにその地域の流行語や人気のあるギャグなどを準備する姿を見て、ジェジュンが音楽以外にもどれだけたくさんの努力をするのかを知った。ひとりで公演をリードするという点でもスキが見えないほどに内外共に準備を徹底的にする歌手だということが感じられた」と伝えた。そして「心からファンと共に共感する様子も親近感を感じ、ただ単に芸能人としてではなく様々な音楽性で多くのファンと共感していると思う。残った公演も彼の魅力でよくリードしていくだろうと思う」という感想を明らかにするなど、アジアツアーを行いながらジェジュンを一番近くで見てきたバンドのメンバーは彼に対する称賛を借しみなく語った。

このように完ぺきな公演のために絶え間ない努力を重ね、ラフで親しみやすい人間的な面や、ファンに対する思いやりと共感など、ジェジュンがかわらず愛され続ける理由が明かされて、今後彼が繰り広げる中華圏ツアーに対する期待がいっそう高まっている。
ジェジュンは、11日にアジアワールドエキスポで開催される香港コンサートを皮切りにタイ、マカオ、台湾で公演を続けていく。