ZE:Aヒョンシクの無限変身、「力の強い女ト・ボンスン」で「花朗」のうさはらし?

昨日は真興王(新羅の第24代の王)、今日はCEOのパク・ヒョンシクがそれこそ無限の変身。物足りなさを残して放映終了した「花朗」に続き、「力の強い女ト・ボンスン」を通じて序盤から爆発的な反応で快調に乗り出した。

ヒョンシクは今月24日に初放送されたJTBC「力の強い女ト・ボンスン」で致命的な魅力を持つゲーム業者の若いCEOアン・ミンヒョク役を演じる。前作KBS 2TV「花朗」では王の役を演じて多少重みがあり落ち着いた雰囲気をみせたが、今回はどこへ飛び出すかわからない変わり者で明るくて茶目っ気あふれる魅力を予告した。

これは初放送を通じて見ることができる。夜明けにかかってきた脅迫電話に「こんなのはまともな精神状態の時に聞いてこそ怖いんだ」としてもどかしくする姿から、自分に冷たくする怪力少女ボンスン(パク・ボヨン)に「とてもクシーだ」としてとんでもないポイントでほれたかと思えば、ヘルメットがほしくて中華料理の出前を頼むなど、どこからも見たり聞いたりしたことのない男主人公の珍しい魅力の虜になった視聴者が少なくない。

こんなヒョンシクの魅力のお陰だろうか。「力の強い女ト・ボンスン」の1話の視聴率は3.829%(全国有料放送世帯基準、ニールセンコリア)を記録してJTBCの金土ドラマの中で最も高い初放送視聴率を記録した。これで視聴率3%を超えたらフリーハグと家までお見送りをするという公約予想より早く実践できることになった。

特にパク・ヒョンシクにとって「力の強い女ト・ボンスン」の快調のスタートはほんとうにうれしい。前作「花朗」でも初めての時代劇挑戦にもかかわらず、いい演技を見せて「演技ドル」ではなく俳優として認めるという評価を得たが、ドラマ自体が興行に失敗してこのような評価が遮られたためだ。

だが、今回の「力の強い女ト・ボンスン」では前回のサムメクジョンキャラクターと180度異なる姿、全てを捨てて変わり者のイシュメーカーの姿を完ぺきに再現して幅広い演技スペクトルを証明した。まず「予告篇だけ見てもサムメクジョンとは違う。『花朗』で感じた物足りなさをミンヒョクで晴らすことができるでしょう」と話していたヒョンシクの自信は張ったりではなかった。さらに「力の強い女ト・ボンスン」は今まさに出発したばかりなのでこれから見せる魅力もやはり無限だ。

休むことなく頑張っている俳優ヒョンシクの無限な変身がとてもうれしいのは、このようにいつも成長した演技で視聴者の期待に応じるためだ。果たして「力の強い女ト・ボンスン」では、どれだけ成長することができるかすでに期待が集められている。

2017.02.25