2PMジュノ、ドラマのキャラクターについて語る “「キム課長」での食べるシーンはキャラクターの野心と欲が表れたもの”

ドラマ「キム課長」でのジュノ(2PM)の変身は驚くべきほどだ。純粋で可愛らしい顔で冷ややかな気運を発散しているこのごろだ。
人気アイドルグループ2PMのメンバーであり映画「監視者たち」と「二十歳」などで印象的な演技を公開したジュノが、KBS 2TVの水木ドラマ「キム課長」で変身を試みた。初めて悪役を担当して熱演しているが、水木ドラマで1位になって人気を呼んでいる。変身と努力に対するご褒美だ。

ドラマでジュノが演じているソ・ユルは、自身の目的のためなら手段を選ばず悪事を働く冷徹な男だ。青春や純粋で清い魅力のキャラクターを演じてきたジュノの新たな変身だった。特に彼にぴったりの変身ぶりでドラマをいっそう面白くリードしている。ドラマが人気まで集めているのでジュノとしては最高の選択だった。
ジュノは、「キム課長」のソ・ユルというキャラクターに対する彼の考えを伝えた。彼は「ソ・ユルという人物は、若い検事が大企業の財務理事に就任するという設定です。若くして成功した姿は、非現実的に写るともいえますが、むしろ僕らの周囲で充分に起こりえる事だと思います。それで視聴者の方が『あんな人が、どこにいるのか?』と思わないように演じようと努力しています」と明らかにした。


ソ・ユルのキャラクターが魅力的なのは、冷徹さの後ろの以外さのせいだ。冷ややかなキャラクターや冷ややかな目つきをしているが、後に続く「大食い」の演技が、「キム課長」のもうひとつの楽しさだ。ソ・ユルは、肉にチョコバー、お菓子など華麗なほどの食べっぷりを引き継いでいる。
これに対してジュノは、「ドラマでソ・ユルがずっと何かを食べることについて気になっている方々がたくさんいます。僕が思うにこれは、ソ・ユルが持つ野心と貪欲さを間接的に表現しているのではないかと思います」とし、「そして気難しい人の前でもなんでもないようによく食べるが、これもブルドーザーのようなソ・ユルの性格を反映していると思います」と説明した。

変身に成功して俳優としてもいっそう強固な足場を堅めたジュノ。「キム課長」での印象深い変身が、これから彼が続けていく演技者としての歩みにおいて重要なフィルモグラフィーとなることと期待される。

2017.02.11