tvNと出会うと、特別になる何かがあるのだろうか。食傷気味の展開や一律的なストーリーで固定化された地上波ドラマ、以前よりはるかに見る目が高くなった視聴者、これらが重なり、tvNへのチャンネル切り替えを導いた。tvNが持っていた新鮮さや独特さ、そして保証されたクオリティーがそれを後押しした。
シン・ミナはすでに地上波で、「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」、「オー・マイ・ビーナス」を通じて、イ・スンギ、ソ・ソジブらと共演し、“ロマンチックコメディクイーン”となった。ただし、“九尾狐”や“ぽっちゃり”という設定があったが、「明日、あなたと」は現実にいるような愛らしい女性を演じる。
シン・ミナは“ラブリー”という領域で、それこそ替えのきかない女優だ。生まれ持った愛らしさ、画面を通じて表現される躍動感のある表情や身振りは、多くの男性がシン・ミナを“理想のタイプ”や“ロマン”に挙げるほどだ。
「明日、あなたと」を通じて、シン・ミナがどのような結果を生み出すのか、関心が寄せられている理由だ。前作や、「鬼」との比較は重要ではない。今よりもっと愛らしく、もっと成長し、“独自のロマンチックコメディクイーン”に生まれかわれるのか、初めてtvNの作品に出演するシン・ミナが解いていく宿題だ。