関係者によるとチソンは、第1話での放送に登場した回想シーンと刑務所シーンを交互に撮影したという。全く違った状況と感情、雰囲気にもかかわらずチソンはこれをとても完ぺきに演じ切って視聴者をドラマに引き込んでいった。このおかげで「被告人」は、初放送から14.5%(ニールセンコリア、全国基準)という高い視聴率を記録して月火ドラマで1位を獲得した。
またチソンは、検事から記憶を失って殺人者になるという極限の状況と感情を表現するためにわざわざ体重を6kgほど減量をしたと明らかにしたことがある。これについて関係者も「食事の時も果物やさつまいもを食べて、休憩時間の度に運動をする。体を鍛えるための運動ではなくダイエットをしてもっとシャープに見せるための運動だ」と説明した。
またチソンは、刑務所のシーンと感情をこめなければならないシーンでは、すみにひとりで座ってポップソングのような音楽を聞いているという。そのように自らをコントロールしてキャラクターに完ぺきに入り込むために最善の努力を傾けているというのが関係者の説明だ。