“日本の息子”イ・スンギ ファンミで胸キュンプロポーズ?!

 

 

俳優はもちろん、歌手、MCとマルチな活躍で、CM契約数は4年連続NO.1に輝き、韓国では“国民の弟”と称されるイ・スンギが3月29日パシフィコ横浜にて、「LEE SEUNG GI [THE BRILLIANT SHOW]」を開催した。

場内は子連れやカップル・夫婦で訪れた観客も見え、日本でも男女を問わず幅広い年齢層から支持されていることが伺えた。 開演5分前、司会のYumiが登場し、イ・スンギへのサプライズをプレゼントしようと提案。しばらくペンライトを隠して持ち、Yumiの合図で一斉に出すというもので、会場を埋め尽くしたファンのワクワク度は、さらに高まった。 ステージ中央の光の中から黒いジャケットとパンツでクールにきめたイ・スンギがダンサーを引き連れ日本デビュー曲「恋愛時代」で登場すると会場のボルテージは一気に上昇した。

 

昨年6月の武道館コンサート以来となるファンとの対面に「久しぶりにお会いできて、すごくうれしいです。皆さん、すごくキレイになりましたね」と胸キュンな一言で場内は大歓声となる中、トークコーナーが始まった。

 

まずは、韓国で4月から放送される、現在撮影中のドラマ「九家の書(原題)」について。撮影現場での映像が上映され、中でも高所恐怖症のイ・スンギが、3mの高さの屋根から飛び降りた場面に興味津々。

 

「すごく怖いです」と日本語で説明した。「本当に怖かったので、とにかく1回でOKをもらえるようにがんばりました」と語ると、Yumiから「でも映像を見ると、下に敷いてあったマットが結構厚かったですよね?」と鋭い質問。「実は、屋根の高さは3mでしたけど、マットの厚さは2mぐらいあったんです…」と照れ笑いしながら答えると、場内は大爆笑となった。

 

続いて、ドラマ「キング~Two Hearts」のハイライト映像を見ながらのトークへ。 ハ・ジウォン演じるハンアとのラブシーンの話で、なぜかイ・スンギ自身のプロポーズの話題となり、Yumiから「いつか結婚したいと思う女性ができたら、どんな風にプロポーズしますか?」と質問の途中から、顔を赤らめてしまうイ・スンギのかわいらしい姿に、ファンの顔にも笑みがこぼれた。

「会場の皆さんの反応がよくないですよ」「今回はちゃんと準備してなかったので、次回日本に来る時に披露します」などと逃げようとするのだが、Yumiが「少しでもいいから」とファンの気持ちを代弁すると、どうにも逃げられなくなったイ・スンギの提案で、プロポーズの時にどうしても伝えたい言葉だけを紹介することに。ステージ上のスクリーンにきちんと映るように、カメラ目線で話し始めた。

 

「君が知っているどんな人よりも幸せにしてあげる。君が誰もうらやましがることがないくらい幸せにしてあげるよ」と言い終えた瞬間、会場はキャーという悲鳴のような歓声とともに甘い空気に包まれた。

 

 

するとここで、「この場で初めてお話しすることですが、10月7日に東京国際フォーラムでコンサートをすることが決まりました!」と本人からのうれしいサプライズ発言に、会場は大きな拍手をして喜んだ。

さらに4月からは雑誌ananにて、イ・スンギをモチーフとした短編小説が連載されると発表。客席には連載を手掛ける作家、吉本ばななの姿もみえた。「小説の結末は、10月のコンサートで分かる予定なので、楽しみにしてください」と笑顔でアピールすると、会場からはさらに大きな拍手が起こった。 楽しいトークの後は、ゲームコーナー。

 

開演前に実施したアンケートで、ファンが何と答えたかを当てるというゲーム。ファンの心を知り尽くしてる?!イ・スンギは、3つのうち2つを当てたため、外したら行う予定の罰ゲームもファンとして見てみたい、その空気を読み取ったYumiが、「せっかくなので、どうですか?」と罰ゲーム実施を提案し、イ・スンギは承諾。

 

韓国で流行中「かわい子ちゃんプレーヤー」という、かわいらしい声と手の動きを実演してみせ、会場は大盛り上がりとなった。「韓国のインタビューなどで頼まれても、絶対こういうかわいいポーズはしないんですよ」と明かすと、ファンは大きな拍手で感謝の気持ちを伝えた。

 

その後、ファンから寄せられたメッセージカードと、開演前に書いてもらった横断幕等贈呈をすると、イ・スンギの顔は喜びにあふれ、スンギ・スマイルは一段とはじけていた。

「日本のお母さんより」と言うメッセージがあり、その言葉に驚きながらも、うれしそうな表情のイ・スンギは「僕は“日本の息子”です」と最高の笑顔で答えた。

 

するとここでYumiから観客に向けて合図で場内が一気に暗くなり、ファンが一斉にペンライトを手にして「スンギ、サランヘ(=愛してる)」と叫ぶと、緑のライトの中に、一部赤いライトが、イ・スンギの頭文字“LSG”とハートをかたどっていた。あまりの美しいサプライズに、イ・スンギは何度も感謝の言葉を述べて、第一部は終了した。

 

第二部は、お待ちかねのライブコーナー。「元に戻る」「まだ終われない話」「結婚してくれないか」に続き、PSYの世界的ヒット曲「江南スタイル」をスンギ風にアレンジした「ヌナ(=お姉さん)スタイル」を激しい馬乗りダンスで披露し、会場のボルテージも急上昇。

また、「僕の女だから」「Smile Boy」「旅に出よう」の計7曲を歌い上げ会場はイ・スンギの世界に引き込まれた。

 

イ・スンギが最後まで手を振りながらステージを後にすると、会場はすぐさま「イ・スンギ」コールが鳴り止まない、その後「イ・スンギ、サランヘ」コールに変わると、「『愛してる』という言葉」を歌いながら、再び登場。

そして締めの曲の選択に悩んだというイ・スンギは「Slave」を贈り会場を最高に盛り上げステージは幕を閉じた。

10月7日に東京国際フォーラムのコンサートも決まったイ・スンギ、今後の活動に期待が高まる。

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)  写真:(C)フラウ・インターナショナル

 

主催:(株)フラウ・インターナショナル

2013.04.01