中国の韓流抑制の影響
チャン・グンソクの久々のドラマ主演となった『テバク』。彼の決意には並々ならぬものがあって、大いに期待されたが、視聴率は伸びなかった。時代劇としてキャストと物語設定は申し分なかったのだが、シナリオに雑な面があったことが惜しまれる。
とはいえ、チャン・グンソクは本格時代劇の主役として新境地を開いた。彼にとっても『テバク』は重要なキャリアになったことだろう。
2016年で残念だったのは、イ・ヨンエ主演の『師任堂、色の日記』の放送が延期になったこと。中国との同時放送をめざして早くから制作が進み、秋から完全放送ができる状態だったのだが、中国の韓流抑制の影響をもろに受けてしまった。
とはいえ、SBSの水木ドラマとして2017年1月25日の初放送が予定されている。大いに楽しみだ。
文=「ロコレ」編集部
コラム提供:ロコレ
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