「インタビュー」カリスマ俳優パク・ソンウン、ユ・スンホにベタ惚れで毎日バックハグ!「リメンバー~記憶の彼方へ~」DVDリリース記念パク・ソンウン インタビュー到着!

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Q.  本作品への出演を決めた理由は?
僕は作品を選ぶときは、ストーリーはもちろん、うまく演じられそうで、僕が演じればもっと面白くすることができるだろうと思える作品を選ぶタイプです。「リメンバー~記憶の彼方へ~」(以下、「リメンバー」)は釜山国際映画祭からソウルに戻るKTXの中で、台本とシノプシスを読みました。内容に引き込まれて1、2話を1時間半で一気に読み、出演を決めました。また、映画「新世界」以降、強烈なキャラクターをたくさん演じてきたので、少し違う人物を演じてみたいと思いました。

Q.  台本をはじめて読んだときはいかがでしたか。
他の作品とは差別化された、多様性ある台本だと思いました。慶尚道(キョンサンド)の方言を使うのも僕が挑戦してみたかった部分で、また、キャラクターが立体的なので気に入りました。単に笑うだけや、大きな事ばかり言う人物でもなく、自分なりに自分がこうあろうとすることだけをしようとしているのだけれども、周りがそうはさせないようにする状況がすべて魅力的でした。台本を読んで、すぐに監督とミーティングをしようと思いました。

Q.  映画で多くのファンから声援を受けていらっしゃいますが、久しぶりに地上波ドラマに出演されていかがですか。
ケーブルテレビのドラマは何作か出演しましたが、地上波は5年ぶりだったので、少しプレッシャーもありました。以前、地上波の作品もたくさん出演してきたのに、なぜなのか理由はわかりませんが(笑)。よい作品であれば、いつでも出演しようと思っていますし、今回はその機会がきて、うれしかったです。作品に対する自信もありましたが、視聴率や皆さんの反応など、色々な面で結果がよかったので満足しています。

Q.  パク・ドンホのキャラクター作りのために特に研究されたことはありますか。
強く見える人物というのは基本設定なので……物腰が柔らかかったり、愛らしかったり、今まで見せていなかった部分もたくさんお見せしようと努力しました。歩き方や踊りのようなアドリブもたくさん表現して、台本にも書かれている内容のなかで、最大限に表現しようとしました。僕は、俳優として色々な役を演じてみたいんです。皆さんに様々な姿をお見せしたいので、今回のキャラクターについても“これ、どうやって表現しようかな?”というよりは、“一度やってみよう!”という思いが強かったです。僕はいつでも準備ができているから“僕だけのパク・ドンホで勝負してみよう”と考えました。


Q.  裏切りと助力、コミックとカリスマを同時に備えているパク・ドンホを演じながら、楽しかった部分とつらかった部分を教えてください。
先ほども言ったように、パク・ドンホが本当に立体的な人物でよかったです。キャラクターにのめり込んで様々な面をお見せしようと努力しましたし、善と悪の中心を行き来しながら視聴者の皆さんを笑わせたり、泣かせたりして、痛快な人物にも作り上げられたようです。また、慶尚道の方言を使わなければならなかったのですが、不自然に思われないように、かなり頑張りました(笑)。方言を指導してくださる先生がいらっしゃったのですが、台本が出ると、ひと言ずつ録音してメッセンジャーで送ってくださり、それを聞きながら台本にアクセントとニュアンスを表記して、ほとんど楽譜レベルでしたよ(笑)。

Q.  非常に派手な衣装が印象的でした。衣装を選ぶにあたって、パク・ソンウンさんの意見も反映されたのでしょうか。普段も派手な服を着られますか。
撮影に入る前に衣装の打ち合わせをしました。台本に“オールカラーの派手な衣装”と書かれていたので、スタイリストがオールホワイトの靴とスーツ、パープルのスーツ、ブルーのスーツ、オレンジのコートなど、これまで見たこともない衣装をすべて揃えていました。後で拍手までしましたよ。“大したもんだな”って(笑)。“こんなのどこで手に入れたんだ?”というほど、派手だったし、僕がまたスーツが似合う方なんですが、実際に着てみると本当によく似合っていました。僕自身も、まさか自分があんな色の服が似合うとは思っていなかったので、これを機会に両親に感謝しないと、と思っています(笑)。何でも似合う体格に生んでくれて。この作品では、普段はできないことを色々やってみられたのでよかったです。

Q.  記憶に残るセリフやアドリブなどはありますか。
僕はアドリブを大っぴらにはやらず、気づかれないようにやるほうです(笑)。しかし、「リメンバー」では、はじめて大っぴらにやりました。ナム・イロ(ハン・ジニ扮)が国民に謝罪しながら挨拶をするシーンで、台本には“後ろでぽかんと見ている”とありました。でも、そこでパク・ドンホがガムを噛みながら挨拶をしたのはすべてアドリブでした。誰も予想しなかったことだったので、監督も喜ばれて、そのまま放送に使われていました。20年ほど演技をしてきたので、ある瞬間からアドリブにもノウハウができたようです。(3ページに続く)

2016.12.21