常に誰かを疑って息を殺すように暮さなければならなかったためにドラマでの真興王はちょっと暗い人物に描かれた。憂いに濡れた眼差しとめったに笑わない無表情な顔、自分の母親も疑うような口ぶりは気難しい彼の性格を表現している。
こんな点が女心を刺激する鍵となった。8月のKBSドラマ「雲が描いた月明り」のヒョミョン世子イ・ヨン(パク・ボゴム)は、優しくて親しみやすい魅力で多くの女性の心をときめかせたが、真興王はイケメンのビジュアルはもちろんのこと、冷たくて気難しい魅力で女性視聴者をときめかせた。
以前にはなかった新しい王のキャラクターだった。