教科書で見た新羅の真興王(しんこうおう)がこんなにも魅力があるとは。女心を狙い撃ちする新しい王のキャラクターが誕生した。
19日にKBSの新月火ドラマ「花郎(ファラン)」が初放送された。「花郎」は、 1500年前の新羅時代の「花郎」の話を取り上げた作品だ。初放送では、「花郎制度」が誕生するようになった背景と骨品制による身分差別と人物の紹介がなされた。
その中でも引き立ったのは、パク・ヒョンシクが扮した真興王だった。新羅の24代王である真興王は、新羅の最後の王家の血筋を引き継いだ王だった。骨品制が根深く浸透した新羅であったために最後の王である真興王は常に命を狙われていた。そのため母親であるチソ太后(キム・ジス)は、息子を守るという名目で摂政を勤め、真興王は幼い頃から顔を隠したまま全国を流れ歩いた。(2ページに続く)