韓国R&Bの貴公子K.will「K.will JAPAN TOUR “Amazing 2013!”」開催!!

2月24日(日)東京・中野サンプラザホールにて韓国実力派歌手R&Bの貴公子K.will(ケイウィル)が、「K.will JAPAN TOUR “Amazing 2013!”」を開催した。

ツアーは22日(金)に神戸、26日(火)は福岡と合わせて3日間行われ、多くのファンを魅了した。

 

昨年12月24日、25日に開催された韓国でのクリスマスコンサートは4年連続でSold outを記録し、6月のJAPAN TOUR– I Need you –の公演チケットもすぐに完売、韓国のみならず日本でも多くのファンから熱い支持を得ているKwill。

 

この東京公演も開演前から会場は熱気で溢れ、女性ファンのみならず男性ファンも多く見受けられ、Kwillの熱い人気を表した。

オープニング映像終了後ステージが暗転し、黒の衣装で『イロジマ チェバル』を歌いながら登場したK.willは会場を埋め尽くす赤のペンライトとファンの大歓声に迎えられ、1曲目から会場のファンは総立ちとなった。

 

歌い終えると「ようこそみなさん、K.willです。」と日本語で挨拶、「お久しぶりです、お元気でしたか?みなさん立ち上がってくれましたね。(笑)オープニングの映像は見ましたか?実は僕はヴァンパイアです。」と話すと会場から「ワァー!」という歓声が。

 

今回のコンサートのコンセプトはヴァンパイア。K.willのヴァンパイアはクリスチャンで、キムチを愛し、明るいライトの中でコンサートをしてしまう、十字架もニンニクも陽の光も大丈夫なヴァンパイアと説明すると会場から笑いを誘った。

2曲目は、カップルのための別れの曲とK.willジョークで紹介した『催眠』、続いて『Butterfly』、『自分が嫌いだ』を力強く熱唱、その歌声にファンは酔いしれた。

 

歌の間に水を飲むたびに会場からは大歓声が溢れる、それがK.willとファンとの繋がりを感じさせ、コンサートを盛り上げる演出となった。

また今回のコンサートでは日本語のナレーションも入れた映画仕立の映像が間に流れ、曲へ繋がる構成で、アルバム曲の中から『妄想の中の君』『出かけると厄介だよ』を披露。

続いては明るいテンポのある曲『Present(ソンムル)』『チョコレート』を女性ダンサー4人とともにダンスも披露しノリノリで歌い盛り上がった。 デビュー曲『左胸』を伸びのある歌声でしっとりと歌った後は、小田和正の『言葉にできない』をK.willバージョンで聴かせて、ファンの心に響く歌声で会場内は拍手の渦が沸き起こった。

 

ここで1部が終了し、映像が流れた後は2部へと進行。ジャケットとジーンズスタイルに着替えて登場したK.willは『君が必要だ(ニガピリョヘ)』を披露しファンとともに歌い盛り上がった。

 

ドラマ「最高の愛」から『REAL LOVESONG』を披露すると、会場はさらに盛り上がり、ドラマの余韻に浸った。 そして続いてはしっとりとしたバラード曲『恋しくて恋しくて恋しい(クリプコクリプコクリプタ)』『1秒にひとしずく』を歌い上げた。 高校時代を演じるK.Willが登場した、映画「建築学概論」を思わせる、日本語ナレーションも入った映像で盛り上がった後は、映画での挿入曲”展覧会”の『記憶の習作』をしっとりと披露。

「K-popを皆さんが愛してくださって、その中で僕が一生懸命活動している歌手であることがとても満足で誇りに思います。韓国ではよく言う事ですが、皆さんが僕を応援してくださってまた好きでいてくださっていることが恥ずかしくないように頑張ります。」と挨拶をした。そして“BEAST”の『美しい夜だ』、“BIGBANG”の『FANTASTIC BABY』、話題の“PSY”の『江南スタイル』を女性ダンサーと共にダンスと歌を披露して会場のボルテージはMAXとなり最高の盛り上がりを見せた。 いよいよクライマックスに近づくと、皆さんに贈る2番目の手紙として日本語で用意した手紙を披露。

 

 

「今年もそして今日もこのコンサートに来てくださった皆さん、楽しんでますか?僕にとって皆さんと目と目を合わせながら、話したり歌ったり出来るこの時間、歌手として歌を愛するものとして一番幸せで一番生きがいを感じる時間です。

今コンサートの準備やアルバムの制作をする過程は実は思いのほか大変で苦しい時間の連続です。

その時の僕は今日皆さんが目の前に見ている舞台を謳歌するK.willではなくとても敏感で神経質な人間になるんです。

 

期待を裏切らないコンサートやアルバムへの責任感の重みは今投げ出せたら、諦めてしまえたらと思うほど苦しい時間なのですが、僕と一緒に同じ道を歩んでくれるスタッフや仲間たち、そして僕を応援してくださる皆さんがいるから長いマラソンをあきらめないで完走することができました。

 

見えないところで支えてくださるスタッフの皆さんに拍手をお願いしてもいいですか?今年で僕は31歳になりました。涙が出ますね(笑)。

 

最近の一番の悩みは時間があまりにも早く過ぎてしまうことです。2013年の目標は"記憶に残る毎日を過ごそう"です。その中でも今日という日は2013年を振り返った時にとびきり鮮明で印象深い思い出になるのではと思います。今日の公演が終わったらまた新たなマラソンが始まります。今日という日の一瞬一瞬を胸にとどめてあきらめないK.willになるために頑張ります。皆さん本当に愛しています。」と長文の手紙を日本語で読み上

2013.03.05