【独占インタビュー】茜ゆりか、母になって叶えた夢への第一歩“韓国映画への出演”まだ続く夢への階段「いつか憧れの俳優と共演を」

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−作品で伝えたいこと
(曽根監督)当初、タイトルは「サンチョ(傷)」でした。この作品には“美容整形”というキーワードがあり、外的な「傷」と合わせ内面の「傷」がどのように変化するかを伝えています。作品自体はサスペンスとしてストーリーが進んでいきますが、個人的にはハッピーエンドなのではないかと思っています。ラストは人それぞれ感じ方が違うと思いますので、劇場でぜひ確かめていただきたいです。

−育児と女優の両立
映画撮影のために韓国へ行くことが決まり、初めて息子(1歳11か月)と長期間離れることになりました。息子が多くのことを吸収する時期に、両親と離れることは精神的に大丈夫なのだろうか、と心配でした。とはいえ、韓国に到着したら、私はすべきことを目の前にして、良い意味で息子のことを頭から切り離して考えることができました。息子にははやい段階から「ママはお仕事でしばらく会えないけど、どこにいても愛しているからね」と言い聞かせていたからか、離れている間、息子は一度もママを探して泣くようなことはなかったそうです。約2週間ぶりに息子と再会したときは、意外とあっさり「よっ!久しぶり!」という反応を見せてくれました(笑)。

−今後の目標、夢
(茜ゆりか)私の夢のはじまりは韓国映画「チング」、そして俳優のチャン・ドンゴンさんでした。以前、仕事でチャン・ドンゴンさんにお会いした際に、韓国語でこの思いを伝えたところ「いつか必ず韓国映画で共演しましょう」と言っていただき、その言葉を胸に頑張ってきました。映画でチャン・ドンゴンさんと共演するという夢を叶えたいです。
(曽根監督)今回初めて全編韓国語での作品を手がけましたが、実は2作目も構想中です。今回、僕の映画に対する思いを韓国で伝えたところ、次回作で協力したいというオファーをもらいました。僕も韓国語を勉強しないといけませんね(笑)。来年中には形にしたいと思っています。


【映画あらすじ】
家庭環境、人間関係のもつれから行方不明になった姉を探すために韓国・ソウルに留学する美優。新進気鋭の整形外科医ハナに出会い、次第に仲良くなる二人だったが、美優はハナに姉の面影を感じるようになる。一方、ハナも美優に惹かれるようになるが、彼女は同性の恋人ヒョシンと同居しており、美優は距離を置かれてしまう。やがて、それぞれの過去が明らかになっていくが…。

WOW!korea提供

2016.12.14