チェ・ジウ来日特別インンタビュー!ドラマ『冬のソナタ』が10年経った今でも“ユジン”としてお会いできることが不思議

 

アジアはもちろん世界中に韓流ブームを巻き起こした伝説のドラマ『冬のソナタ』。

ヒロイン、チョン・ユジン役を魅力的に演じ、今でも不動の人気を誇り、日本のファンにも愛され続けているチェ・ジウ。

ドラマ『冬のソナタ』の放送後、10年の年月を経ても、その美しさとチャーミングな姿は変わらず、ファンを魅了し続けている。そんなチェ・ジウが、『KBS公式「冬のソナタ」10周年記念プレミアムイベント ~変わらぬ愛~』に出演のため来日、秒刻みのスケジュールの中、インタビューに応じてくれた。

 

ブルー系のミニワンピース姿で現れたチェ・ジウは「はじめまして~。」と輝く笑顔で挨拶し、インタビューはスタートした。

ドラマ『冬のソナタ』が10周年を迎えて、10周年記念プレミアムイベントに参加した気持ちを訊ねると、「『冬のソナタ』を撮影している当時は、ここまでたくさんの方に、そしてこれほど、長く愛されるとは思ってもいませんでした。いつの間にか10年という年月が経ち、今回『冬のソナタ』のユジンとしてステージに立ち、皆さんにお会いできることが本当に不思議な気持ちです。そしてこのドラマでユジン役を演じることができてすごく胸がいっぱいです。とても誇らしい気持ちですね。」と、ユジンとして再び日本のファンと再会した喜びを語った。

日本で現在放送中の3年ぶりの最新ドラマ『負けたくない!』で新しい役柄を演じたチェ・ジウだが、今後はどのような作品でどういう役柄に挑戦したいのか聞いてみると、「そうですね。まだまだ演じたことのない役がたくさんあるのですが・・・。個人的には古典的な時代劇が魅力的だと思いますので、ぜひ演じてみたいと思っています。ジャンルとして『時代劇』など、強い印象のキャラクターをやってみたいですね。」と笑いながら答えた。

 

時代劇の絢爛豪華な衣装を身に着けたチェ・ジウの姿が瞬時に目に浮かぶ、しかし日本では『ジウ姫』とも呼ばれているので、お姫様役は?と問いかけると、「ソウルでもそう呼ばれていますね(笑)。自然にニックネームみたいになっています。うーん、お姫さまですか?」と微笑みながら答える姿に、ドキっとさせられるほどのチャーミングさが漂うチェ・ジウ。

 

ではアクションは?と聞くと、「アクションはないですね。」と両手でNGポーズをして、はにかみながら笑った。 9年ぶりに出演した中国のドラマ『都市の恋人』の撮影について「去年の夏に全部撮り終えました。今年の夏に(中国で)放送されると思います。」と答え、中国での撮影はとても楽しかったと明かした。

 

 

この度の来日で、表参道でショッピングも楽しんだようですが、ジウさんのファッションセンスの良さは日本のファンはもちろん、女性の憧れでもありますが、どのようなことに気をつけていますか「あまりトレンディなものにはこだわらず、流行を追いすぎない、ベーシックな物を取り入れるようにしています。」と、ファッションに対するポリシーも語ってくれた。

 

最後に「このようにずっと長い間、私のことを愛して下さり、韓国ドラマを愛して下さっている皆さんに本当に感謝しています。皆さんの愛があったからこそ、この『冬のソナタ』10周年という光栄なイベントにも参加することができたと思っています。これからも皆さんがご覧になったドラマの余韻や思い出をずっと忘れないで欲しいと思います。そして、今は私が出ている最新作の『負けたくない!』もたくさん愛して下さればと思います。これからの活動も見守り、たくさんの関心と期待を寄せて頂けたら嬉しいです。」と、いつも来日を心待ちに、そして楽しみにしている日本のファンへメッセージを述べた。

 

 

そして「お疲れ様でした。」と日本語でねぎらいの言葉をかけるジウ姫、彼女の細やかな気遣いで心を温かくしてくれた。

トップ女優チェ・ジウとのインタビューはその飾らない人柄で終始、和やかな雰囲気で終了した。

終了後、「本当に綺麗ですね。」との言葉に「ありがとうございます。」とはにかんだ姿を見せ、演技の話では目をキラキラ輝かせ語る様子に役作りへの情熱が感じられた。

また、至近距離で感じられる彼女の魅力は輝く美しさだけではない、男性はもちろん、女性をも虜にする圧倒的なオーラと魅力で溢れていた。今後も新しい役柄に挑戦する女優チェ・ジウの演技に大いに期待したい。

取材:photo kojima / report ogawa

 

2013.02.21