韓国人気ドラマ『ラブレイン』で、チャン・グンソクと共演、ユナの片想いの相手ハン・テソン役に抜擢され、『僕らのイケメン青果店』ではイ・スル役を演じた、俳優キム・ヨングァンが、2月3日、東京・ラフォーレミュージアム六本木にて、日本初ファンミーティングを開催した。
ミラノ、パリコレクションで活躍したトップモデル出身のキム・ヨングァン。188cmの長身に鍛え上げられた完璧ボディーと甘いマスク、スマートな演技で話題沸騰。次世代を担う若手俳優として注目を集めている。
待ちに待ったファンが待ち構える中、黒のスーツに蝶ネクタイ姿のキム・ヨングァンが、『♪Rain』を歌いながらステージに登場すると、会場は大歓声に包まれた。
緊張しながらも一生懸命歌ったあとは、「皆さんこんにちは。僕はキム・ヨングァンです。お会い出来て嬉しいです。初めてのファンミーティングなので緊張しているのですが、皆さんが来て下って本当に嬉しいです。」と挨拶。
その後のフォトタイムでは、モデル出身らしくポーズを決め、はにかんだ笑顔を見せた。 初めてのファンミーティングが決まった時は、「最初は信じられなかったけれど、本当に嬉しくて楽しみでした。早く日本でファンミーティングをしたいと思いました。」と語り、会場のファンを見てどうですか?と問われ「かわいい!!」と日本語で答えると、会場から大きな拍手がわいた。
数日前から来日したというヨングァンは、ショッピングをして、美味しいラーメンを食べたりお酒を飲んだりして楽しんだという。
そして「パチンコもしました。でもお金はスってしまいました。」と語った。(笑)
日本には6~7回来ているというが、「以前、ドラマ『ラブレイン』の撮影で来日したとき、スタッフにパチンコが上手な人がいて、オフの時に教えてもらったんです。面白くてハマってしまいましたが、『リーチ!』という言葉に中毒性がありますよね。」と、無邪気に笑った。
他にも、「ドンキホーテに行ってジャージを買って、原宿でショッピングを楽しんだり、牛丼や焼き鳥など生ビールを飲んで、本当にずっと楽しく遊びました。」と嬉しそうに話した。
ヨングァンの韓国語教室コーナーでは、「動物の鳴き声をやりましょう!」と自ら提案。
韓国と日本の違いがあるものの、猫の鳴き声「ニャオ~ン」と真似ると、思わず会場から「かわいい~!」と声が上がった。
ヨングァン先生からは虎の鳴き声「어흥(オフン)~」を伝授。ヨングァンの真剣な姿に会場は大ウケとなった(笑)。
ファンからの“質問タイム”では、会場から選ばれたファンがステージにあがり、ヨングァンに直接質問。
「お休みの時は何をしていますか?」という質問には、「家でたっぷり寝ます。そのあと運動したり美味しいものを食べたり、実家に行ったりします。寝る時は20時間寝ていたときもありますよ。」と答えた。
飾らない等身大のヨングァンを垣間見ることができ、ファンたちも笑顔に。
“演技でデート”と題し、ドラマの中の1シーンをファンと一緒に再現。中でも、大きな体で包み込むようなバックハグのシーンでは、会場からは黄色い声があがり大興奮となった。
また、この日は節分の日ということで、“節分恵方巻き”を作ってみせたヨングァン。ファンと一緒に南南東を向いて食べてお祝いした。
その他、日本語で『♪大きな古時計』の歌のプレゼント、ファンのために直接選んだ品や、ヨングァンお手製のブローチと心のこもったプレゼントも。 そして、ファンに向けて感謝をこめた自筆の手紙を読み始めたヨングァン。
「ファンミーティングにいらしていただいたファンの皆さんに感謝申し上げます。ファンの皆さんと直にお会いし交流でき、胸がワクワクし手が震えます。『ラブレイン』を通して僕を知っていただき、たくさんの支持をいただき本当にありがたいです。
また、一方でもっと素晴らしい俳優になるために努力しなければいけないと思いました。もっと頑張って皆さんのご期待にお応えします・・・。ありがとうございます。」とメッセージを伝えた。途中、感極まって、声を詰まらせる場面も。
その後、『♪チャムシマン アンニョン』を感情いっぱいに熱唱。
「皆さんがとても温かく迎えて下さって本当に感動しました。本当にありがとうございます。」と、涙が止まらないヨングァン。
会場から「ファイティン!」「サランヘ~!」と応援の声がかかり、温かい拍手が送られた。 イベントの後は、会場のファン全員と握手会を行い、さらに親交を深めた。
純粋で、とても真面目な好青年という印象のキム・ヨングァン。俳優としての可能性は未知数だ。
これからの彼の活躍に大いに期待したい。
取材:Korepo photo ham,KJ-net / report kimura