ミンホ(SHINee)、演技のためにタバコ学ぶも“禁煙のつらさ”を実感「太ももをつねりながら頑張った」

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韓国アイドルグループ「SHINee」のメンバーで俳優のチェ・ミンホ(24)が演技のためにタバコを習い、その後、禁煙に努めたことを明かしながら「禁煙するのが本当につらかった」と打ち明けた。

ミンホ(SHINee)は30日午前、ソウル市内のカフェで実施された映画「二人の男」(監督:イ・ソンテ)のインタビューで、喫煙に挑戦した理由とこれを通して得た教訓を伝えた。

映画でミンホが演じたジンイルはタバコと酒を基本とする家出少年だ。キャラクターをより効果的に表現するため喫煙を習ったというミンホは「正直、はじめは(喫煙を)しないつもりだった」とし、「監督に話して、喫煙シーンをすべて失くすことになったのだが、台本を読むたびに目に浮かんできた。他の見方をすれば、一つのアイテムでありオプションなのではないか。悩んでいたある時、今回するべきだという感覚を抱いて果敢に挑戦することとなった」と述べた。

続けて、「タバコを吸うたびに考えた。“これは僕が吸うのではなく、ジンイルが吸うのだ”と。役に立ったのは、タバコで知ったものでもあるが、キャラクターに近づけたという思いがした」とし、「タバコだけでなく、他の演技でも(タバコのように自身とは無縁だったアイテムを)使わなければならないと考えた」と付け加えた。


もう一つ学んだことは、タバコを一度吸い始めるとやめるのが大変だということ。ミンホは「なぜ食事をして吸うのか、なぜ酒を飲みながら吸うのか、なぜ撮影終了後に一本吸わなければならないのかが分かった。それには完ぺきな理由があった」としながらも、「(撮影が)終わって太ももをつねりながら(タバコを)やめた。正直、やめられないと諦めたこともあったが、自らの約束に“これもやめられない弱気な人間だったのか”と思うと、すぐにやめられた」と語った。

しかし、けだるい午後に食事を取ってからが最も大変だったという。「禁煙広報大使をしてみたら? 」という提案にも、「それがどのくらいつらいのか知っているから、敢えてストレスを与えたくない。タバコを吸っていなかった時は喫煙者にいろいろと言っていたが、人間の経験はこわいものだと悟った。言葉は簡単に吐いてはいけない」と首を横に振った。

WoW!Korea提供

2016.11.30