知的なマスクと癒しの笑顔、そして高い演技力で日本でも人気の急上昇中の韓国俳優ナムグン・ミンが1月12日(土)東京・台場Zepp Tokyoにて『ナムグン・ミン Fan Meeting in TOKYO』を開催。
昨年11月大阪で開催されたファンミーティングは告知早々からチケットがソールドアウト。
「東京でもイベントを開催して欲しい!」と多くのファンの声に応える形で同イベントが実現した。 パク・ヨンハの“ONE LOVE”でオープニングを飾ったナムグン・ミンは「お元気でしたか?(日本語)」とファンに呼びかけ、「皆さんこんにちは。僕は最近日本語の勉強を少しづつしているところです。」と挨拶した。
「今何時ですか?」と突然日本語で質問し、MCとファンを驚かせたナムグン・ミンはステージ前の心境を「緊張のあまり震えて死んでしまい韓国に帰れないかと思いました(笑)。」と答えるなどスタートから楽しいトークを繰り広げ、会場を沸かした。
2か月ぶりにファンと再会したナムグン・ミンは「皆さんにお会いできて本当に嬉しいです。とても会いたかったです。」と喜びを表し「これまではただお会いする為だけだったような気がします。
最近は皆さんに楽しい時間を過ごして頂きたいという責任感も生まれ、日本語も少しづつ勉強しています。どうぞよろしくお願いします。」と意気込みを示した。
MCからクリスマスについて聞かれると「クリスマスの時は恋人がいる人ならデートして楽しく過ごすでしょうね。でも僕はクリスマス当日に弟が僕の財布を持って出かけてしまったので、手元には12000ウォンしかなく、7000ウォンのスープを飲み、日本語の本を読んでました(笑)。」と話し、「最近は毎日朝起きて(ファンミの為に)歌の練習をして、日本語の勉強して、運動をしています(笑)。」とユーモアを交えた近況報告で会場の笑いを誘った。
本格的に日本語の勉強しているというナムグン・ミンは「先生が女性なので女性的な日本語になってしまうんです(笑)。宿題をしないと10歳年下の先生に怒られます。」と明かし「皆さんも宿題はちゃんとした方がいいですよ(笑)。」と呼びかけた。
2013年新しい年にちなみ書初めに挑戦したナムグン・ミン。 琴の音色をバックに神妙な面持ちで筆を持つ彼が選んだ文字は韓国語の“願い”という文字。 「願いは“強く願い続けると叶う”といいます。僕は真実味のある演技ができる俳優になりたいと願っています。」と自身の目標を打ち明ける場面も。
色紙は抽選で会場のファンへプレゼントすることに。 選ばれたのは静岡から一人で来たという女子高校生。
ドラマ「私の声が聞こえる?」でファンになったとう彼女は本人を目の前に喜びのあまり大興奮!
その様子を目を細めて優しく見守るナムグン・ミンの姿が印象的に映った。
彼女を優しくハグしたナムグン・ミンは“マリオッパ(マリお兄さん)”ぶりを発揮、感動を与えた。
「ついに僕の自信のあるコーナーが来ましたね(笑)。」と『演技でデート』コーナーでは 抽選で選ばれた2人の女優の卵(ファン)がステージに上がり、ナムグン・ミンとドラマのシーンを再現。
見事に演じきった2人には会場から大きな拍手が送られた。 またファンからの質問コーナーでは「日本で活動したいと言っていましたが今後の予定はありますか?また日本で何をしたいですか?」との記者顔負けの質問に「今、とてもお腹が空いてます(笑)。」とお笑い芸人のようなボケで応戦。
「まだ具体的な計画は有りませんが日本で機会が与えられるのであれば、少ない出演でも、どんな小さな役でも、キャラクターにもこだわりません。良い経験になると思うので是非出てみたいと思っています。」とし、「もし関係者の方いらっしゃいましたら、所属事務所までお電話をお待ちしています。(笑)。
皆さん僕の歌の実力はもうご覧になったと思いますが(笑)、僕は演技には自信があります!」とウイットに富んだ語りでファンを更に魅了し、大盛り上がりとなった。
プレゼントコーナーではプレゼントをナムグン・ミン自らが選ぶ様子がスクリーンに映し出され、一つ、一つ手に取り説明する彼に客席のファンは釘づけ。
最後に「会場のファンの皆さん全員にミトンをプレゼントします。」と紹介されるとファンビックリ!
入場時に受け取ったミトンが彼からのプレゼントだと知ったファンたちは彼の再登場にミトンをつけた両手を彼に見えるようにかざし、その喜びを精一杯表現した。
さらにファンレターを送ってくれた中から1名にナムグン・ミンからのお返事が届くというコーナーでは、選ばれたファンの元に自らがステージを降りていくというサプライズに彼の想いが伝わり、会場のファンも自分の事のように喜び、大きな拍手を送った。
最後に彼のファンへの想いが深く綴られた手紙が朗読された。 歌のコーナーでも平井堅の“瞳をとじて”や“叫んでみる“などを披露したナムグン・ミン。 アンコールでは真っ赤なジャケットに着替えダンサーを引き連れて登場!
EXILEの“Choo Choo Train”を華麗なダンスパファオーマンスと共に披露、続けてPSYの“トゥゴウン アンニョン”、 “江南スタイル”ではもちろん見事な乗馬ダンスも初披露した。
今回のファンミでは合言葉のようにファンもカラを“脱ぎ捨てて”楽しんだのは間違いないが、ナムグン・ミン自身が今までのイメージを“脱ぎ捨てて”芸人顔負けのトークに歌に、ダンスにと俳優としての魅力はもちろん、エンターティナーとしての魅力もたっぷりと見せたイベントとなった。
「皆さん今日は来て下さって本当にありがとうございます。これからもたくさん準備をして色々なものをお見せできるようにしていきたいと思います。そして今年は僕の得意な演技をまたお見せしたいと思います。ありがとうございました。」と締めくくり、最後は「ナムグン・ミンシ!ファイティン!」とファンが声をかけるとナムグン・ミンも「皆さんもファイティン!」とお互いを称え合い終了した。
取材Korepo: report ogawa