彼は、今回のボランティアを通じて教育が子供達の唯一の希望であり未来だということをよく悟って帰って来た。そして彼は「希少価値」というテーマでソウルのある大学で講演をして、聴衆に教育の大切さという意味深いメッセージを伝えて熱い反応を得た。
アフリカでユン・シユンは、製作スタッフから「一番価値あることに600シリングを使うように」というミッションを受けた。この600シリングは、韓国で6370ウォン(日本円で約600円)に相当する金額であり、出国前のユン・シユンの1回の食事代だった。そして、アフリカでは子供達がお腹いっぱい食べることができる、約24食を解決することができる金額だった。
ユン・シユンと製作スタッフのおかげで子供達がお腹いっぱい食べる姿を見たお婆さんは、申し訳なさとありがたさに涙を流した。それを見たユン・シユンは、「僕がお婆さんの愛を知っているので、眼差しや涙だけ見てもその心をなんとなく感じることができます。誰かのために奉仕したり分あちあうのは、僕がもらった愛を少しでもお返しすることです」と伝えた。また、ユン・シユンは「僕が今まで使ってきたお金に対して恥ずかしさを感じます。たった200ウォン(20円)で、子供と母親の1回の食事を解決できます」と言った。(3ページに続く)