永遠のプリンス、リュ・シウォン『Ryu Siwon Japan Live Tour 2012 ~SEASON~』フィナーレ!

韓流のプリンスことリュ・シウォンが11月28日の名古屋を皮切りに、12月12日(水)神奈川・横浜アリーナにて『Ryu Siwon Japan Live Tour 2012 ~SEASON~』のフィナーレを迎えた。

 

リュ・シウォン
開演前から会場には熱気が溢れ、大きな爆音とともに、リュ・シウォンが真っ白な衣装で登場すると会場一面にリュ・シウォンのシンボルのカラーのオレンジが大きく揺れた。

“Who am I?”でライブがスタート!リュ・シウォンとオールスタンディングで迎えるファンとはオープニング開始からすでに呼吸はピッタリ!

“Ride on time” “shine”等で会場は最高のノリに。
カーバーコーナではリュ・シウォンが大好きな曲という、“なごり雪”をはじめ“24時間の神話“で会場を魅了した。

 

 


日本デビューしてから106回目の公演となったこの日、「“106”というのは、僕にとってとても意味のある数字。今日は外の寒さを吹き飛ばす皆さんの熱気で暑いです!」、「2005年の初めての武道館ライブを思い出して楽しみましょう!」と会場のファンをさらに盛り上げた。

ライブ途中にはトロッコ「SEASON号」に乗って会場を一周し、後方に用意された舞台でも歌い踊り、どこの席でも楽しめるようにと彼の優しさがにじみでる配慮だ。
今回は、各会場のオーディションで選ばれたキッズダンサーチーム、エキストラダンサーチーム、コーラスチームなども出演し、さらに豪華なステージに華をそえた。

ここで韓国の事務所の後輩、チョン・フィウクがゲストで登場。リュ・シウォン主演の最新ドラマ『グッバイマヌル~僕と妻のラブバトル』のOSTから “shine”を披露する場面も。
22歳のチョン・フィウクを前に、「皆さん、20代好きですか?」とファンへ呼びかけ。
「僕は40歳だけど、(見た目は)同じでしょ?・・・全然問題ないでしょ~?(笑)」と彼のアピールに会場は大歓声で応えた。


日本での活動から来年は10年目を迎えるリュ・シウォンは「僕が30代始めの頃に日本にきて・・・今年40歳です。これまで一緒にいてくれたファンの皆さんに本当に感謝します。」と9年間の活動を振り返り、ファンに深く感謝の想いを述べ、「ただ、以前はコンサートをしても僕の言葉に反応がとてもよかったですが、最近は3回くらい言わないと返事が返ってきませんね (笑)。僕と一緒に皆さんも年を重ねて、40代だった方は50代に、50代だった方は60代になりましたね。

今度からは、娘さんやそのお友達を連れてきて下さい(笑)。もちろん、皆さんが一番大切です。でもそろそろ世代交代してもいいんじゃないですか?ほら、いいものは代々引き継がれますから・・」と持ち前のユーモアを交えたトークで会場を沸かした。

さらに「来年は10年目を迎えます。外国人の僕がここまで来るということは容易ではないと思います。皆さんが応援し続けて下さるからできた事です。来年も活動ができるんです。」と、ファン思いのシウォンらしく深く感謝の気持ちを示した。

 

最高のステージを終え再び登場したリュ・シウォンは「ここからは、コンサートというよりファンミーティングのようになりますが・・・」と語りはじめ、「ファンの皆さんがきっと心配しているだろうと思って・・・。ファンの方々は僕の家族と同じだから正直に話します。」との言葉に会場は静寂し、彼の言葉を待った。

「今年は、個人的には本当につらい1年でした。可愛い娘と皆さんがいたからこそ、頑張ることができました。」と様々な騒動と状況に対しての思いを明かした。

「来年は色々な問題を解決して、より良い姿で皆さんに会いに来たいと思います。」と伝えると涙を流すファンも。そして会場に激励の大きな拍手が鳴り響いた。
さらに「来年は小規模の会場で回数の多いコンサートを開催したいと思っています。」と話すリュ・シウォンにファンは大喜び。


また「レーシングチームのドライバーとしての更なる飛躍を目指します。10枚目のアルバムとニューシングルのリリースも予定しています。」と来年も意欲的に活動すると報告。
最後に「今日、皆さんの笑顔が見れて、本当に幸せでした。」とのリュ・シウォンの言葉からはファンとの絆を更に深めた満足感が感じられた。

9th Album『Season』(11/21リリース)のタイトルにかけて四季をテーマにした春夏秋冬のメドレーや、カヴァー曲、ニューアルバム曲など、ダブルアンコールを含め全32曲を熱唱、4時間半にも及ぶステージをエネルギッシュに務めたリュ・シウォン。
一段と冷え込んだ横浜も、ここ横浜アリーナだけは時には熱く、時には温かくとそして彼の歌声に酔いしれる空間になったに違いない。
リュ・シウォンはこのステージで2012年を締めくくり、2013年の再会を約束してイベントは幕を閉じた。

■リュ・シウォン オフィシャルファンクラブ
http://www.ryusiwon.jp/

写真:(C) avex

取材 Korepo

2012.12.17