演技派若手俳優“国民の弟”ユ・スンホ待望の日本初ファンミーティング「Japan 1st Fan Meeting in TOKYO」開催!!

 

韓流ファンにとって馴染みが深い新世代俳優ユ・スンホが、12月2日(日)東京・日本青年館大ホールにて、待望の「Japan 1st Fan Meeting in TOKYO」を開催した。

 

「太王四神記」「悲しき恋歌」「王と私」など錚々たる大ヒット韓流ドラマで主役の子役として一躍注目を集めた俳優ユ・スンホ。6才で子役として韓国芸能界にデビュー、さまざまなドラマに出演し「演技の神童」と呼ばれ、顔がソ・ジソブに似ていることから「リトル ソ・ジソブ」とも呼ばれている。

弱冠19歳にしてその演技力で独特の存在感を持つユ・スンホが日本で初めての公式ファンミーティングに臨んだ。

子役から親しまれていただけあって、会場は幅広いファン層で埋めつくされた。
ユ・スンホが登場すると、会場のファンから一斉に割れんばかりの大歓声と大拍手。それに対して恥ずかしそうに、「こんにちは、ユ・スンホです。かなり緊張して死にそうです。」と日本語で挨拶すると、またもや会場から声援が起った。緊張して何度も深呼吸をする様子にかわいいという声も。

早速フォトタイムが開始されると、緊張していると言いながらもしっかりとポーズを取り、「サランハムニダ」と言いながらステージを移動してファンの期待に応えた。

トークコーナーでは、「つい最近、韓国でファンミーティングをしたのですが、日本でこんなに多くの方々に来ていただくのは初めてです。

日本にファンがいるかどうかも自信がなかったです」と話し、「韓国のファンミーティングに行った人は?」というMCの質問に一人のファンが手を挙げてアピールすると、「チンチャ?ありがとうございます。」と思わず立ちあがって会場の客席に近づいていった。

 


日本には仕事も含め何度も来日したこともあると話し、今日は自分だけのファンミーティングで、いつもと違って驚いていて実感がまだ湧かない、でも気分がとても良いと、初ファンミーティングの感想を述べた。

 

Q:俳優になるきっかけは?
ユ・スンホ:「母親が申し込んだファッション雑誌のキッズモデルになったことからで、母親は自分の子が一番可愛いと思うものなんですよね。僕の母もそうして応募したのがきっかけです。でも今はその母に感謝しています。僕はその時、勉強ができたわけでも、スポーツができたわけでもなかったので、もし俳優にならなかったら、今頃何をしていたのかなと思うこともあります。」

Q:子供時代はどんな子供でしたか?
ユ・スンホ:「勉強もできなかったし、言うことも聞きませんでした(笑)。全然言うことをきかない子供でした。撮影の時も、なんでこんなことするのかわからなくてイライラしたりしたこともあり、徹夜も多くて、友達と遊びたいと思ったりしました。」

Q:キッズモデルから俳優への決断は?
ユ・スンホ:「高校2年生の頃、“僕自身が責任を取らなくちゃ”というドラマがきました。それまでは子役で可愛い可愛いと言われてやってきたのですが、“ああ、これは僕自身が演じなくてはいけないんだ”と悟りました。子供から抜け出そうとしていたタイミングだったのだと思います。」

Q:日本語はどのくらいできますか?
ユ・スンホ:「高校時代に第一外国語として学んだ日本語で憶えている言葉は“こんにちは、おはようございます、こんばんは、行ってきます、いただきます、おやすみなさい、また明日”の挨拶と、たこやきです(笑)。高校時代はできると思っていた日本語をだんだん忘れつつあるようで、来年からは本格的に頑張ろうと思っています。」

 

次にみんなに教えたい韓国語ということで、「행쇼!」(ヘンショ!)と書いた色紙を披露。韓国の若い子の間で流行っている「ヘンボカセヨ(幸せになろう。幸せになってください)!」の略語だそう。片手をあげて挨拶するように言うと説明し、会場のファンに教えようと手を上げて「ヘン…」と言ったところで、急に恥ずかしさがこみ上げてきたのか、思わず噴き出し照れ笑い。

色紙で顔を隠し耳まで真っ赤になったほど。そのキュートな姿に客席は大喜びし、声援と笑い声が響き渡った。「僕に会ったら“ヘンショ!”って言って下さいね」と照れ笑いしながらもしっかりとアピールした。

 

Q:共演した俳優さんで仲の良い人は誰?
ユ・スンホ:「今でも仲が良いのはパク・シネさん。個人的にもご飯を一緒に食べに行く仲で、お姉さんのような感じです。」
会場からは「え~」との声。「お姉さんです。お姉さんですよ(笑)」と余裕の笑顔で答えるユ・スンホ。

Q:理想の女性像は?
ユ・スンホ:「日本で今年19歳、韓国では20歳ですが、来年の誕生日を過ぎれば立派な大人です。まず、第一希望は同い年!年下だと高校生になるからムリです(笑)。お姉さんなら自分より3、4歳上です(笑)。

MCより、来年成人したら年上女性の魅力がわかるはずというと、客席からも「キダリルケ(待ってます)!」と声が、笑いながら「待ってて下さい(笑)」と答え、更に笑いを誘った。

ユ・スンホに直接質問できる「質問コーナー」では、抽選で選ばれたファンが登壇。

Q:「日本は好きですか?」
ユ・スンホ:「とても好きです。日本に来ると落ち着いた感じがするのと同時に、同い年くらいの子たちが自由にしているのがとても良くて。僕自身は韓国で自由じゃないと思う時もあるので、その自由さが好きです」。

Q:「“ペク・ドンス”のヨンウン役が切なくて良かったです。今後したい役は?」
ユ・スンホ:「ヨンウンという役は、これまでの演技経験があったから消化できたと僕自身も思っています。それくらい難しい役でした
。これから年を重ねていくたびに、アクションやロマンチックコメディなど色々なジャンルに挑戦したいと思っています。個人的にはアクション時代劇が好きなので、これからまた“ペク・ドンス”のような良い時代劇に出演したいです。」

次の「Wiiゲーム大会」コーナーでは、ユ・スンホと会場のファンがゲームで対決。
ファンが勝利しプレゼントとして、ユ・スンホのセルカでツーショット撮影とハグをゲットして大感激した。

ユ・スンホとドラマ「プロポーズ大作戦」の名場面を再現できる「演技でデート」コーナーでは幸運にも選ばれたファンは二人。一人目は客席の羨望の眼差しのなかユ・スンホにおんぶされるシーンを再現。二人目は愛の告白シーンの再現。
始終ファンの声援には照れっぱなしのスンホだが、大勢の前で演じたこのコーナーは恥ずかしくなかったそうで「演技は一生やっていくつもりですし、今日は皆さんの素晴らしい反応が得られて嬉しかったです。今、演技していただいたお二人にも良い思い出になればいいなと思います。とても気持ちが良いです。」と語った。

その後、「僕はこうしてあなたを愛します」という詩を朗読し、その世界に引き込まれたファンは聴き入り、感動した。

 

韓国で放送中のドラマ「会いたい」は、現在、撮影真っ最中。前日に撮影をしてから来日し、明朝、韓国に帰国して再び撮影に臨むというハードスケジュール。

 

会場のスクリーンにはその撮影風景が映し出された。主人公のJYJのユ・チョンの姿も見える。ユ・スンホは子供っぽく笑う姿や一人たたずみ演技の準備に集中する大人っぽい横顔など色々な表情を見せた。

黒のジャケットに着替え、再び登場したユ・スンホはドラマ「会いたい」で、自分と似ていない役へ臨む方法として「できるだけ似たような役が出ている作品を探して見るようにしています。

できるだけ自分が表現したいと思っているキャラクターに近いキャラクターを色々見ることによって、そこから新しいキャラクターを生み出しています」と役作りの秘訣を明かし、ファンも納得しながら聞き入った。

 

愛蔵品のプレゼントコーナーでは、色とりどりに可愛くラッピングされた5つのプレゼントが選ばれたファンへ渡された。
イベントも終わりに近づき、ユ・スンホはファンへの感謝の手紙を読み上げ、会場のファンを感動させ、客席は大歓声と拍手に包まれた。
そしてピアノで「愛しているから」を弾き語りで披露。

気持ちのこもった歌声に静かに聴き入る客席。演奏も終盤に差し掛かったとき、ユ・スンホから思わず溜息が。本人も会場も笑いだしてしまうハプニングも。しかし、引き続きその緊張が伝わってくる歌声と演奏をみんなが見守るなか最後まで披露し、会場には拍手と大歓声でいっぱいになった。
「実は大勢の前で歌うのは今日が初めてなんです。普段から母に“おまえは絶対にどこかで歌とダンスはやっちゃいけない”と言われていました」というエピソードも明かした。

 

最後の挨拶では、「ほんとうに、ほんとうに!心から、来てくださってありがとうございます。こんなに多くの方に来ていただけるとは思ってもみませんでした。今日準備したものが、不足な面があったとしても、とにかく今日来てくださったことに対して感謝しますという言葉しか見つかりません。これからさらに良い作品、格好良い姿で、日本でもたくさん僕の姿をお見せできるように頑張っていきたいと思っています。これからも期待と声援をよろしくお願いします。今日はありがとうございます。」と最高の笑顔を見せた。
緊張から解放されて安心したように力が抜けて去って行く姿に、会場からはあたたかい笑いがこぼれ、拍手と歓声で見送った。
終了後、ファン一人ひとりとの握手会が行われ、笑顔で見送り最後のひと時までファンとの絆を深めた。初々しいスター俳優のパフォーマンスを見せ、ファン参加型のファンミーティングとなりユ・スンホにとってもファンにとっても忘れられない最高の思い出となったことだろう。
今後もユ・スンホの活躍を大いに期待したい。

 

写真提供:(C)KJ-net  取材korepo: report uthuno

 

2012.12.05