しかしこの日、12時40分から行なわれた午後の競技でふたりは、午前よりもっと情熱的なプレイを見せて人々の注目を集めた。キム・スヒョンは、一緒にチャレンジする選手と絶えず対話をしながら励ましあう様子を見せた。ハイタッチをしたり姿勢を矯正するなど、プロボウラーの選抜期間中に積みあげた関係や、ボウリングに向けた情熱と愛情で最後までお互いのチャレンジを応援しあう姿が印象的だった。
イ・ホンギも同じだった。またチャレンジ期間に親しくなった仲間の応援を受けて最善をつくしてボウリングのボールを投げた。悔しさにため息をついたり、仲間のストライクを一緒に喜ぶ姿を見せたりした。その結果、午後の競技では184、224、236、214、214、195、222点を記録した。午後の競技では143、179、151、177、146、180、136点を記録した。こうしてキム・スヒョンは、全体(97人)の順位で68位に、イ・ホンギは全体順位で89位になった。
ふたりは、22日から行なわれた「2016 男子22期プロボウラー選抜戦」に参加して、第1次戦に揃って合格して第2次戦までチャレンジしたが、平均点200点におしくも及ばず脱落した。