チ・ジニ主演の決め手は“制服に憧れて”DVD発売記念プレミアトーク付試写会に登場!

 

新米女性パイロットと完全主義者のカリスマ・パイロットの切ない恋模様を航空業界を舞台に、2人を巡るさまざまな人々の葛藤を織り交ぜながら描かれた愛と感動のラブストーリー『お願い、キャプテン』。
逆境に負けないタフなヒロイン、ダジン役には「花より男子~Boys Over Flowers」のク・ヘソン。
天才パイロット、ユンソンを演じるのは「宮廷女官チャングムの誓い」「トンイ」の人気俳優チ・ジニ。
同作のDVD『お願い、キャプテン<ノーカット完全版>』が11月7日にリリース。

 

お願い、キャプテン
11月1日(木)、主演のチ・ジニと共演者イ・チョニが緊急来日し、都内でプレミアムトークショー付試写会が開催された。
新人賞を総ナメにした注目の人気K-POPグループB1A4が歌う主題歌“SKY”が会場に流れる中、イ・チョニ、チ・ジニ順で登場、大きな拍手に迎えられた。
チ・ジニは「たくさんの方が来て下さり、そして高い関心を寄せて下さって、とても嬉しいです。素敵なドラマの紹介ができるので、すごくワクワクしています。」と意気揚々の様子で挨拶。
ヒロイン・ダジンに想いを寄せる管制官ドンス役のイ・チョニは「みなさん、こんばんは、イ・チョニです。」と日本語を披露。

 

チジニ
日本には何度か来ているという彼だが「プロモーションで来たのは今回が初めてです。『お願い、キャプテン』を多くの方に愛して頂けたら嬉しいです。」と挨拶した。
この日は試写会に招待されたファンも同席。
ファンの代表から花束が二人に贈られるとチ・ジニは「来日のたびにファンの皆さんが歓迎して下さり、いつも変わらぬ愛情を頂いて『ありがたい』を通り越して『すごいな』と本当に感謝しています。」と感謝と称賛の言葉を伝えた。
イ・チョニは「スゲ~!」と日本語を発し、会場を笑わせると「僕は漫画から日本語を学んだので、表現が合っているか、わかりませんが・・・(笑)。ありがとうございます。」と深々と頭を下げた。

 

チジニ
本作で颯爽とした制服姿を披露、運命的な恋に苦悩する男を大人の魅力たっぷりに演じたチ・ジニは出演の経緯を「(パネルを示して)とてもカッコイイ制服なので、一度着てみたいと思っていました。僕もそうでしたが、男の子は飛行機や機長(パイロット)に一度は憧れるものです。ラッキーにもいつかやってみたいと思っていた役のオファーだったのですぐOKしました(笑)。」と快諾したことを明かした。

イ・チョニは「管制官という仕事は韓国の映画やドラマで今まで紹介されたことがなかった職業でしたし、僕自身もどんな仕事なのか知りませんでした。(オファーを頂き)実際どんな仕事なのか管制塔を見学したり、管制官の方とお会いし、“管制官”というものを知ってみると、飛行機に関することすべてを統制し、空港全体の管理を行い、常に緊張感をもったとても重要な仕事だと解りました。 “管制官”というプロファッショナルな姿を一度ドラマで紹介したいと思いましたし、ク・ヘソンさん演じるダジンを巡ってチ・ジニさん演ずるユンソン機長とドンスとの三角関係も描かれているので、参加を決めました。」と振りかえり語った。

役作りには苦労したというチ・ジニは「普段使うことのない専門用語がたくさんあり、また操縦するコックピットにはたくさんの操作ボタンがありました。それぞれのボタンの役割を理解し、演技をしなければならなかったので、(撮影の)一か月前から現場に行き、パイロットの方に実際に会って話を聞きました。シュミレーターで練習をさせてもらった時に着陸に失敗、『350人が死亡しましたよ。』と言われたこともありました。このようにパイロットという職業は高い技術と使命感、緊張感がなければできない仕事だと感じました。ですから僕自身も迷惑をかけないように一生懸命努力し、熱心に学び臨みました。」と熱く語った。

 


劇中のキャラクターシンクロ率100%というイ・チョニは「台本を貰った時、カン・ドンス役を“イ・チョニ化”させようと思いました。ドラマの中ではイ・チョニらしいドンスになっているのでは・・・。」と笑顔を見せながらも「管制官役なので、管制官の方に会い、実際使う専門用語を録音してもらい、いつも聞きながら覚えて撮影に臨みました。

 

ドラマの後半で描かれている恋愛模様ではドンスの感情を大切に演じました。ドンスという役は本来の自分によく似ていると当初から感じていたので僕自身のドンスが描かれていると思います。ドンスなのかな?イ・チョニなのかな?と楽しんでみて頂けたら嬉しいです。」と自身の注目点をアピール。

事務所の先輩後輩という二人だが、撮影前には会ったことがなかったという。
「前に一度スーパで後ろ姿を見かけたことがあり、次はお互いお酒を飲んでいたので覚えていなかった。」とチ・ジニが話すと「スーパーで会ったことを僕はすっかり忘れていました(笑)。でもお酒の席で会ったことを僕はちゃんと覚えてますが、チ・ジニさんはさっきまで忘れていました。」と打ち明けると会場から笑い声が。

チジニ
チ・ジニが「彼は考えと行動が一致しているとても好ましい人物。お互いの趣味が似ていることが解かり、今後も連絡を取り合い楽しい時間が過ごせると思います。」と仲の良さを示すとイ・チョニも「今回ご一緒するまで、ユンソンのような方かな?と思っていましたがお話してみると『レゴやフィギアが好きだ』とか『キャンプに高い関心がある』といった共通点があることが解りました。

 

自分たちの趣味ができる作業場を作る話も出ています(笑)。作業場があればおもちゃや家具をいっしょに作れたら・・・と話が盛り上がっています。ドラマを通じ一人のお兄さんができたみたいです。」と賛辞を送った。

大規模な韓国国内での撮影はもちろん、ロンドン、オーストラリア、日本と海外ロケも実施された本作。     撮影中の思い出を聞いてみるとチ・ジニはただ一言「寒かった!」と。

「室内の撮影でも水が氷るくらい寒かったです。室内の設定にも関わらず吐く息が白かった点が残念でした。」と振り返り、「オーストラリアの撮影で、プロペラ機が墜落しそうになるシーンの撮影でプロのパイロットがそのシーンを撮影する為に空中でエンジンを切ったのにはビックリしました。何度も行われたので最後は楽しみました(笑)。

 

シュミレーターで何度も練習した成果なのか、オーストラリアでは30分位ではあったが自分で操縦桿を握る体験もしました。」と満足した様子で語った。 イ・チョニは「海外ロケはもちろん、管制官という職業柄管制塔を出ることはありませんでした。」と失笑、「チ・ジニさんと顔を合わせる撮影は寒いユンソンの家の前とかダジンの家の前ばかりでした。一度も飛行機のセットに行けなかったのが心残りでした。」と打ち明けた。

また「韓国初の航空業界を描いたドラマです。韓国ではこのドラマを見てカッコイイ機長になりたい。管制官になりたいという子供たちもたくさんいます。夢や希望を日本の皆さんにもぜひ持って欲しいと思います。」とドラマをPR.

 

チ・ジニは「このドラマは成長ドラマです。登場人物それぞれが痛みを抱え、大胆に克服しながら成長していく姿が描かれています。毎回様々なエピソードを織り交ぜ、スリルもあります。ドラマをご覧になって皆さんが楽しみ、元気になって頂けたら嬉しいです。どうかお体に気をつけて幸せにお過ごし下さい。」と最後にメッセージを伝え、イベントを締めくくった。

大ヒットドラマ「美男<イケメン>ですね」のホン・ソンチャン監督によるラブストーリー最新作!     航空業界で働くパイロット、キャビン・アテンダント、管制官、整備士たちの話をリアルに描く韓国初の航空ドラマに高い期待が集まっている。

 

 

お願いキャプテン

 

*DVD『お願い、キャプテン<ノーカット完全版>』2012年11月7日発売! コレクターズ・ボックス1&2   各¥16,800(税込)

*レンタル同時リリース 発売元・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ  © SBS © Warner Bros. Entertainment Inc. All  rights reserved.

 

取材Korepo : photo kojima / report ogawa

 

2012.11.02