特に流れに乗った時は5連続ストライクを記録してプロに近い姿を披露した。
美しいビジュアルと同じくらい投球フォームもすてきだった。ひらひらと歩くステップとボールにスピンを入れる動作まで柔軟で自然だった。
イ・ホンギは左手利きの選手だった。安定した姿勢と繊細な動きで競技を続けた。
ボーリングをまともに習い始めてから約5ヶ月くらいだというイ・ホンギだ。彼はキム・スヒョンよりは不安定だった。
1ゲームを209点で終えた後246点、278点を記録して全体順位2位まで上がって良い雰囲気を続けた。
その後、4ゲームと6ゲームで182点、164点を記録して振るわない姿も見せだ。
二人はかわるがわる球を投げてお互いの競技を見守っている。ストライクが出たりスペア処理を成功すれば力強いハイタッチで共に喜び、球がピンを避けていけば一緒に残念がった。
この日繰り広げられた試合は1次戦最初の競技で15ゲームが行われる。明日(23日)まで合計30ゲームを行う。平均点数190点(総点5700点)を越える選手は2次戦に進出できる資格を与えられる。
キム・スヒョンとイ・ホンギは充分だった。選手に劣らない技量を初公開してプロ進出の可能性を高めているところだ。