人気アイドルグループBEASTが、喜びと悲しみの分かれ道に立った。デビュー7周年とともに契約満了を控えている。今後の成り行きは、深く考えなければならない重要な時期なだけに彼らの一挙手一投足が注目されている。
BEASTのメンバーは、16日にデビュー7周年を迎えてファンにまず感謝のあいさつをした。リーダーのドゥジュンを始め、ギグァン、ヨソプ、ドンウンなどがSNSを通じて7周年記念のあいさつをした。
特にリーダーであるドゥジュンは、BEASTの7周年について「BEASTの第2幕が始まります」と言って意味深いメッセージを伝えた。ドンウンは、契約終了の時期を前に「とても混乱する時期ですが、申し訳ありませんが少しだけ待ってください。今年の記念日は神経を遣えませんが、後で一緒に祝うことにしましょう」と言った。
デビュー記念日は、普通歌手とファンが一緒に時間を過ごす場合が多い。大規模のファンミーティングなどのイベントを通じてともに祝う。しかし、時期が時期なだけにBEASTは、SNSを通じてあいさつだけを残した。
アイドルグループの契約期間が7年を越えないというのは、法制化し慣例化されている。BEASTの契約期間も満了を前にしている。彼らは、現在CUBEエンターテイメントと再契約をするか、または別の選択が可能となる。
多くのアイドルグループが、7年の契約が満了する時点で様々な選択をしてきた。この過程から生まれる分裂もやはり彼らにかかっている。BEASTも新しい所属事務所を探すか、メンバーそれぞれが異なる会社に移ることもできる。選択も自由だが、その責任も彼らにかかっている。
多くの人が心配するのは、7年目のグループがこの過程で解散を選択してグループが維持できないという状況が多々発生しているということだ。BEASTも、音楽活動だけでなく演技やバラエティなど多方面で活躍してきたために、BEASTというタイトルよりメンバーそれぞれの名前が既になじみ深い。
BEASTを守ることだけが問題ではないほどに、彼らの選択もいっそう多様なものとなる。ファンは、もちろんBEASTがいつまでも一緒にいることを願うだろう。BEASTがチームを守らないからと言って、彼らがこれ以上成長しないというわけではない。むしろ、ひとりひとりがもっと高く飛翔する機会ともなるのだ。
BEASTの決定は、今後他のアイドルグループにも前例として残ることになりそうだ。チャン・ヒョンスンの脱退以後も、チームをうまく維持してトップの座を守ったBEASTの歩みが特に期待を集めている。