「インタビュー」ファンと大衆を抱く防弾少年団の高い人気と悩み

201610160944772037_5802cdb4a9942

防弾少年団は、特に海外でも人気が多いチームだ。iTunes(アイチューンズ)で27か国のチャートで1位を獲得し、全世界の97個のチャートで1位になるという記録を作った。アメリカのビルボードとヒューズTVは、「新しい境地に飛翔した」と絶賛し、韓国人として初めてUKアルバムチャートで62位にランクインするという新記録も作った。
防弾少年団が考える全世界のファンの歓声の理由はなんだろうか。SUGAは、「3年を越す期間の間、僕らができることをしっかりとお見せできたと思います。大衆やファンが納得してくれる瞬間になったのではないかと思います。僕らの音楽的なカラーや、ステージの雰囲気に慣れなくて拒否感もあるでしょうが、僕らがそんな部分もしっかりと説得したという感じです」と説明した。

そして「もちろん、まだ拒否感があるし、名前でも拒否感を持っている方々が多いですが、(説得することは)僕らの責任だと思います。僕らも一生懸命にして良い結果をお見せできればいいのではないかと思っています。ずっと良い結果を出していけば、いいのではないでしょうか」と語った。
またRAP MONSTERは、「上昇の勢いがありますが、現時点から長い期間維持しようとすれば、ある程度補って守っていかなければならないと思います。K-POP市場の特別な文化になったようです。音楽やパフォーマンスだけでは説明することができない、複合的な要因が作り出されました。様々な理由があるでしょうが、僕らが一番本業に充実だという点、音楽を熱心にがんばって踊りを熱心に踊るという点を良く見てくれたのではないでしょうか」という考えを明らかにした。

RAP MONSTERは、「K-POPというのは、その人の人間的な面まで好きになるような過程だと思います。僕らの友情や、普段からSNSを通じて公開してきたPRやVアプリのようなものがいくつもできたので、その中のひとつを見たりすることもあるでしょう。粘り強く続けてきたものが集まって、音楽も聴いたりと様々なものが繋がって作られた結果ではないかと思います」と説明した。

防弾少年団の言葉のように本業に充実な音楽とパフォーマンス、そしてまた多くのメディアを通じて見せてきたメンバーの人間的な面など、彼らが世界的なファンを確保できた理由は沢山あるだろう。それだから、こんな人気にも安住しないでどんな音楽を聴かせようかを常に悩みながら、その悩みと成長の痕跡をニューアルバムに盛りこんだ彼らの飛翔がいっそう注目される。

2016.10.16