期待以上のジャックポットだ。「三食ご飯」のジャイアントベビーが誕生した。ある意味では、「三食ご飯」がユン・ギュンサンの代表番組の1つになる可能性を予感する。
ジャイアントベビーとはグループの中では最も若いが背が高いメンバー、図体は大きいが赤ん坊のように可愛い人を表現する言葉だ。偶然にもユン・ギュンサンは2つとも完全に一致する。
ユン・ギュンサンは今月14日の夜、初めて放送されたtvN「三食ご飯 漁村編3」で神話エリック、俳優イ・ソジンと共に全南(チョンナム)高興郡(コフングン)得糧(トゥンニャン)島に向かった。今回のシーズンで新しく合流したユン・ギュンサンはソウルでのミーティングから「『三食ご飯』を全部見ました」、「卓球台を作りたいです」として意欲満々だった。緊張している彼は、まるでしっぽをブルブル振っている大型犬みたいだった。
プロフィール上、身長187cm(実際にはもっと大きい)、体重75kg。幼い頃のニックネームが「壁」、「丸太」、「フォークレーン」というほど力持ちのユン・ギュンサンが「三食ご飯」で発揮した能力は他でもない可愛さだった。
イ・ソジンやエリックと共にする3兄弟の中の末っ子ポジションのユン・ギュンサンは、ずっと質問ばかりした。たまりかねたイ・ソジンは「お願いだから君がしたい通りにしてくれ」と言ったくらいだった。
釣りの経験がなくて質問をし、薄口醤油やズッキーニが分からなくてあっちこっちアタフタする。大きな図体がちょっともったいない気もした。じっとしているのが心苦しいのか仕事をするお兄さんたちを手伝おうと熱心だ。しかし部屋の床を拭いたぞうきんで皿を拭く場合があるので注意。「何ができるんだ」という質問には「力のいる仕事」と言って無邪気に笑う。
この巨大で可愛い末っ子はいるだけで充分だが、これだけではない。ユン・ギュンサンには「1+2」イベントのオプションがついた。ユン・ギュンサンと共に得糧(トゥンニャン)島に来た猫のクンとモンは初放送から視聴者の関心をさらった。名前までクンとモンなんだ。「見るやいなやドキドキ(シンクン)」して名前がクンです」、「足が短くて(チャリモンタン)モンです」というユン・ギュンサン印の名づけセンスもまた面白い。だから図体の大きい彼の頭の中がどうなっているのか気になる。
ユン・ギュンサンは「三食ご飯」に本当によくきた。初めての撮影でもエリック、イ・ソジンとのコンビが結構いい。なんだかんだと言いながらもよく仕事をする長男、人見知りしながら料理する次男、何も知らないけど意欲満々の巨大な末っ子が家族になった。
体力爆発、質問爆発、意欲爆発。放送前、「三食ご飯」の制作スタッフがなぜユン・ギュンサンを「可愛い末っ子」と表現したのか十分理解できる。