『テバク』は余韻を残せる作品
チャン・グンソクの主演ドラマは『ラブレイン』『キレイな男』と極度の低視聴率が続いた。そんな彼が臥薪嘗胆の意気込みで臨んだのが今年3月から放送された『テバク』だった。
決して高い視聴率を獲得したとはいえないが、豪華な俳優陣を揃えた大作であり、その中で主人公をやり遂げたというのは、チャン・グンソクにとっては一定の成果であった。最終回には視聴率も10%という2ケタの数字を記録しており、好印象の中で幕を閉じている。
最良とはいえなくても、兵役入り前に余韻を残す作品として『テバク』はまずまずであった。
仮に兵役を延ばして次の作品のオファーを待ったとして、もし主演した作品が再び低視聴率に陥ったら、タイミングが悪くなる一方である。『テバク』を残して兵役に入るのは、今のチャン・グンソクにとっては悪くない選択なのだ。
次に、理由の3つ目。
(4ページにつづく)