防弾少年団が、海外まで幅広いファン層を確張することができた理由は明らかだ。デビュー時からしっかりした流れを持っていた音楽、そしてK-POPアイドルらしいパフォーマンスのおかげだ。防弾少年団は、「学校3部作」から始まって「花様年華」までの連作シリーズで熱風をもたらした。その時期に彼らが一番うまくできるストーリーを率直に盛りこんで人気を呼んだ。率直で強烈で、華麗なパフォーマンスが加わって海外ファンまで一気に魅了した。
SUGAは、「僕らがデビューした時、大きな期待を受けませんでした。僕らのストーリーが、僕らができる話を果敢にしてきましたが、それを沢山の方々が愛してくださったようで本当にありがたいです。いつまでも少年であることができませんが、その情熱と僕らの純粋な思いはいつも持ち続けたいです。少年であることはできませんが、永遠に少年でいたいという思いで活動を続けたいです」と明らかにした。
またRAP MONSTERは、「実は、まだ僕らも3~4年後にはどうなっているかわからないし、何を話していこうかと時たま心配したりもしました。とにかく、今を生きている世代や若者達はよく似た時代性を共有していると思います。僕らが学生の時は、学校に関する話をしたり青春を語るように、僕らの中にあったり横にあるエピソードをどんなテーマであれ、取り出さなければならないのではないかと思います。年を取るにつれて鈍くなったりしまが、自身をむち打って走りながらその瞬間ごとに接する悩みや、僕らが言いたいことが何なのかを悩みながら進めば、沢山の方々が注目してくれるのではないかと思います」と音楽的な悩みについても語った。
新曲を発表するたびに自身の記録を書き換えて、また別の記録を引きついで行く防弾少年団だ。大賞と記録の更新を目標に、またファンのみならず大衆まで信じてきくようになった防弾少年団というブランドを拡張するために進化し続けている防弾少年団だ。だから一段階ずつ自ら積み上げてきた成長の過程がいっそうけなげに感じる。