ドラマ「王女の男」のドラマコンサートが9月2日、東京国際フォーラムで開催され、主演のパク・シフ、ホン・スヒョン、ソン・ジョンホが出演した。
昨年、韓国KBSで放映され、最高視聴率25%をマークするなど大好評を博し、現在NHK-BSプレミアムでも放送中で話題を集めている。
出演はパク・シフ(キム・スンユ役)、ソン・ジョンホ(シン・ミョン役)、ホン・スヒョン(敬恵女王役)、イ・ミヌ(チョン・ジョン役)。物語は、幼くして即位した朝鮮王朝第6代王の統治下でおきたクーデターにより引き裂かれる恋を描く“韓国版ロミオとジュリエット”とも言える正統派時代劇ロマン。そこに朝鮮最高の権力家の知略戦、さらには迫力あるアクションなどが加わり、老若男女を問わず幅広く支持を得た。
オープニング映像が流れた後、ステージ中央のシルエットから映し出されたパク・シフが黒のスーツで登場すると、満員の客席から大きな歓声が上がった。続いてホン・スヒョン、ソン・ジョンホの順に登場。今回参加できなかったムン・チェウオン(セリョン役)は映像で会場のファンに挨拶し3人を激励した。
近況報告についての質問にパク・シフは「ドラマの撮影の後は映画の撮影をして今は公開を迎えています。実は旅行に行ってきました。日本の旅館にも行きました。」と報告。ホン・スヒョン、ソン・ジョンホも別のドラマの撮影を終えて来日したと話した。
続いてドラマの名場面の映像を観ながらのトークコーナー。
スンユ役のパク・シフが暴走する馬からセリョンを助けるシーンで「馬に乗ることは大好きですが、ワイヤーに吊られていたので、腰が痛かったです。大切なシーンなので時間をかけて大変でした。」と苦労話を披露した。
処刑場から救い出すシーンでのホン・スヒョンは「心からキョンヘ王女になりきって、強い王女に見えるが実際は弱い女性を表現しました。泣くシーンでは、カットの声がかかっても涙が止まりませんでした。」と振り返った。
山の中で殺そうと刀を振り上げるシーンでのミョン役のソン・ジョンホは「パク・シフさんを背負って歩くのは大変でしたが、意外に軽かったです。」と笑いながら感想を話し、「ずっと下を向いて背負われていたので大変だったよ。」とパク・シフも答え、ドラマの撮影を通じて仲の良さが伺え、今も連絡を取り合うほど友情が生まれたと話した。
この日は、スペシャルゲストとしてチェ・ジヨンプロデューサーと、キム・ジョンミン監督も登場し、ドラマのエピソードを披露。更に日本の皆様からドラマが愛され感謝していますと、挨拶をした。
トークで盛り上がった後は3人がそれぞれ歌を披露。ソン・ジョンホの甘い歌声に会場のファンもうっとり、そしてホン・スヒョンはキュートなイメージで歌を披露、パク・シフはダンサーと共に振り付けを披露し、会場からも大声援が送られた。
2部構成のイベント後半はスーツで決めたパク・シフとソン・ジョンホと共にホン・スヒョンが韓服で登場。会場からも綺麗、素敵との声とため息も。「久しぶりに着てみて、王女の気分です。」とコメントした。
ホン・スヒョンの理想の男性を探そうのコーナーでは、世界を代表する俳優の中からパク・シフを選出すると、会場からも拍手と大声援で盛り上がりを見せた。
この後、白のミニワンピースに着替えて登場したホン・スヒョンに「こんな姿、初めて見ました」とパク・シフからのコメント、そしてソン・ジョンホは「初恋の時のようにスローモーションで見えました」と絶賛した。
名場面を再現するコーナーでは、会場から抽選で選ばれたファンとドラマのシーン再現で盛り上がり、プレゼントやハグでファンにとっては忘れられない最高のひとときを過ごした。
そして再びライブステージが開催され、ホン・スヒョンは「雪の華」を日本語で熱唱。会場の男性ファンからも大声援が送られた。ソン・ジョンホは「会いたい」を甘く切なく歌い上げファンを魅了した。最後に登場したパク・シフは「今日も愛してる」をセクシーなダンスで歌い、会場全員スタンディングで一緒に「シーズン・イン・ザ・サン」を大合唱。大興奮と大声援の中、パク・シフが笑顔で「また会いましょう」と投げキッスを送り、再び全員登場してイベントは終了した。
急遽、抽選で選ばれた会場のファン100名とハイタッチ会が開催されることになり、ファンにとっては大満足の忘れられない思い出となったことだろう。
取材 report:uthuno
■パク・シフ オフィシャルサイトhttp://park-sihoo.com/