1人 2役は基本、1人 14役まで演じ切った。魅力の宝庫ソ・イングクの「1人 多役」の歴史を見てみよう。
ソ・イングクの初めての1人多役は、tvNドラマ「高校世渡り王」のふたりの兄弟であるイ・ミンソクとイ・ヒョンソク役だった。外見は同じだが、性格は正反対のふたりをソ・イングクは同じ俳優だと感じさせないほどに180度違った人物に表現した。朗らかで目立つ性格の高校生ミンソクから冷徹な本部長ヒョンソクになる時は、目つきから冷たく変化し、声のトーンや表情でふたりの違いを表現して視聴者にふたりを別の俳優のように感じさせた。
「高校世渡り王」で1人2役で正反対の魅力を公開したあと、OCNドラマ「38師機動隊」では1人で14役を演じきって沢山の魅力を持った俳優であることを証明した。ドラマではプロ詐欺ヤン・ジョンド役を演じたソ・イングクは、ヤン・ジョンドが新しい詐欺を計画するたびに新しい人物に生まれ変わった。身分、職業、名前、全て違った人物に変身して14人を越す人物をひとりで完成した。職業も多様なソ・イングクの14役の演技は、国税庁の職員から大学生、放送局のPD、郵便配達員、マルチ商法の会社代表、暴力団員などを行き来し、人物によって標準語やなまりを自由自在に駆使するソ・イングクの完璧な多役の演技は、視聴者を虜にするほどに魅力的だという評価を得た。
特に、マルチ商法の会社代表を熱演する時は、取り付かれたような演技だという評価を得て、そのたびに新しいキャラクターに彼なりのカラーを加えてこれ以上魅力的にはなれないというキャラクターを完成した。視聴者とネットユーザーは新しい演技の神が降臨したと言いながら絶賛した。こんなソ・イングクの熱演のおかげで「38師機動隊」は、毎週自体最高視聴率を更新して最終回でも自体最高視聴率を更新し同時間帯視聴率の1位まで記録して信じて見る俳優ソ・イングクの影響力を証明した。
そして、ソ・イングクが公開する1人多役は、現在放映中のMBC水木ドラマ「ショッピング王ルイ」だ。ドラマでソ・イングクは、記憶を失う前は温室で育てられた青年である「ショッピング王ルイ」で、記憶を失った後は花のようなイケメンの乞食ルイのキャラクターで、第2の人物を誕生させるという新しい多役を公開している。このドラマの初話では、なにひとつ不足のない財閥の御曹司のラグジュアリーな魅力にあふれた姿を公開し女心を捕らえ、たった2話あとにはイケメンの乞食に転落して純度100%の清らかな男に変身した。ソ・イングクではないふたつの顔のルイを想像を上回る演技力で演じ、ソ・イングクだけの温室育ちの男と純情なキャラクターを同時に作り出した。
1人2役から1人14役の多彩な魅力で新しい歴史を作っているソ・イングクの魅力は現在進行形だ。ドラマ「ショッピング王ルイ」でも温室育ちの男とイケメンの乞食、ペットのようなキュートな男などの沢山の魅力を公開しているソ・イングクの歩みは果てしなく続く見こみだ。