自分の立場を考えた結果
テギョンは、社会服務要員になれるにもかかわらず、現役兵として兵役を遂行することにこだわり、2回にわたって腰の手術を行なって、再度の徴兵検査で現役兵の判定を受けた。
これは、韓国でも珍しいケースである。なぜなら、社会服務要員になることを望む人が圧倒的に多く、あえて現役兵に固執する人は非常に少ないからだ。
テギョンが現役兵を望む理由は、自分の立場を考えた結果であろう。
彼はからだ全体を使ったダンスを披露してきた。ドラマでも激しいアクションを見せている。
まさに、ファンは「模範的な健康体」というイメージをテギョンに持っているわけであり、そんな彼が持病のためとはいえ社会服務要員になると、一部の軍務経験者から批判が出るのはやむをえないことだった。
そういう状況は、テギョンにとって耐えがたいことだったのではないか。自分の持ち味である「優れた身体性」を実証するためにも、彼は堂々と現役兵になることを望んだに違いない。(ページ3に続く)