2011年6月に公開された映画第1弾『RUN60(ラン・シックスティー)』から、TVシリーズを経てアナザーエンディングとともに進化したジェットコースター・サスペンスムービー『RUN60-GAME OVER-』が6月30日からいよいよ劇場公開になり、それを記念して、6月29日(金)東京・品川ステラボールにて、プレミアム前夜祭イベントが開催され、韓国の人気俳優で歌手のJohn-Hoon(ジョンフン)と韓国・中国・日本からなるダンスボーカル・ユニット CROSS GENEのTAKUYA(タクヤ)他、主要キャストと園田俊郎監督ら豪華10人が登壇した。
イベント前には囲み取材が行われ、監督含め11人がそれぞれ役の紹介を行なった後は劇場公開される感想と映画の見どころについて語った。
桐山漣「ドラマ化もあり映画化もあり、第1章ランナーとして、ものすごく嬉しいです。またどんどん進化していっているのがいいし、こうやって監督や出演者と会えることも嬉しいです。」
森田涼花「ドラマよりも映画のほうが“走る”という迫力がさらに倍になって、大きくなっていると思うので、ぜひそこを観て欲しいと思います」
田中美保「個人的には映画初出演なので、すごく恥ずかしいです。映画は最後までハラハラドキドキ!自分で観ても楽しい作品でした。皆さんもお楽しみください」
田﨑アヤカ「最後の最後で今まで何があったのかがわかります。『RUN60』は何だったのかを、楽しんでいただければと思います。」
John-Hoon「日本の映画に出演できて嬉しいです。初めて挑戦した悪役なので、それも見どころだと思います。よろしくお願いします」
SEAMO「映画がすごくスリリングでハラハラさせる内容なので、エンディングにかかる僕の曲が癒しというか清涼剤的な役割を果たしていると感じました。ぜひ映画と合わせて僕の楽曲も楽しんでください。」
木村了「この作品はスピーディーでスリリング。園田さんがスタイリッシュに撮ってくれたので、とても楽しめる作品になったと思います。」
柄本佑「疾走感のある2時間の映画になっています。そしてドラマとは違ったラストも見どころですので、ぜひ劇場にお越しください。」
TAKUYA「題名が“RUN”なだけに。すごくたくさん走りました。そこが見どころだと思います。最後はすごい結末が待っているので、楽しみにしていてください」
嶋田久作「テレビでもご覧いただいていますが、迫力ある映像を楽しんでいただける劇場で公開されてよかったなあと思います。大都会の中で孤独に走るというのがランナーの共通した姿なんですけど、それが自分の生活とか人生とかにシンクロするような感覚があるので、がむしゃらに走っている姿を目に焼き付けていただければと思います。」
園田監督「深夜ドラマで映画になるというのは今まで聞いたことがないと思いますが、実は映画化の計画は最初からありました。なので、ドラマのトーンではなく映画のトーンで撮影しています。この映画で『RUN60』の“RUN”の意味が初めて明かされます。ぜひ劇場で観ていただきたいです。」
そしてJohn-Hoonへ初の悪役を挑戦で苦労したことについての質問には、
John-Hoon「悪役への挑戦というより、初めての日本映画だったので、普通に日本語でしゃべるのとは違い、日本語で演技することが本当に難しかったです。何とかやり遂げましたが、またチャンスがあれば嬉しいです。でも、もっともっと日本語の勉強を頑張らなきゃいけませんね」 と明かした。
イベントのオープニングは歓声を浴びながらキャストが客席後方から登場。John-Hoonが登壇すると、一段と大歓声が広がった。
監督は「深夜放送のドラマが劇場公開で本当に嬉しい。“RUN”というタイトルに込められている意味が明かされますよ」と話すと、柄本と桐山は「走ってばっかりで撮影は大変でした」と話すと、木村が「僕は走らなくてよかった(笑)」、John-Hoonも「僕も走らないでよかったので、楽でした」と続き、和やかなトークが続いた。また、John-Hoonは、「日本語で演じることの大変さを痛感しました」としみじみ振り返りつつも、「今度はコメディに挑戦したいです!」と意気込みを語った。
今回のイベントに緊急参戦となった映画の挿入歌を歌うCROSS GENE のTAKUYA は「CROSS GENEとしてデビューしました。2年前から準備していたので本当にうれしい。言葉にできません。韓国人3人中国人2人日本人の僕と6人のアジアユニットのK-POPグループです。応援してください」と笑顔でデビューを報告し、会場からも応援の声がかけられた。
今回のイベントに緊急参戦となった映画の挿入歌を歌うCROSS GENE のTAKUYA は「CROSS GENEとしてデビューしました。2年前から準備していたので本当にうれしい。言葉にできません。韓国人3人中国人2人日本人の僕と6人のアジアユニットのK-POPグループです。応援してください」と笑顔でデビューを報告した。
そして最後の挨拶でJohn-Hoonは「映画では悪人ですが、悪人ではないJohn-Hoonも応援してください」とが笑顔で挨拶。そして、「結末は黙っていてね。一週間後につぶやいてね」と木村が締め、舞台挨拶が終了した。
続いてライブコーナーへ。SEMOは「RUN60-GAME OVER」主題歌『君に1日1回「好き」と言う』などを披露、客席を盛り上げ、John-Hoonはドラマの挿入歌だった『ORION』をしっとりと聞かせ会場のファンを魅了した
豪華キャストが勢ぞろい、そして先行映画上映会とスペシャルイベントは大盛況の中、終了した。
取材:photo ham/ report ogawa
■劇場版「RUN60-GAME OVER-」は2012年6月30日より角川シネマ新宿、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他、全国劇場ロードショー