韓国アイドルグループ「Wonder Boyz」のメンバーを暴行した容疑を受け法廷に立った歌手キム・チャンリョル(42)が「暴行の事実は全くなく、最後まで真実を立証するつもりだが、謝罪をするのであれば取り下げる気持ちもある」との立場を明かした。
歌手キム・チャンリョルの所属事務所関係者は8日午後、「先立ってWonder Boyzのメンバーたちが提起した租税管理法違反容疑に対しては既に裁判所で却下され、横領容疑も嫌疑なし処分が出た。あとは暴行の件のみ残った状況だが、これもまた事実を立証するために最後まで努める」と述べた。続けて同関係者は「当時、現場には20〜30人がおり、殴ったと(証言)する人間はいない。メンバーのみがそのように主張している。そのため、事実ではない」と強調した。
これを前に2013年1月、ソウル市内の飲食店でキム・チャンリョルが「Wonder Boyz」のメンバー、キム・テヒョン(22)を暴行した容疑で在宅起訴された。「Wonder Boyz」側は2012年、ある焼肉屋でキム・チャンリョルに数度、頬を殴られ、練習生時代に約3千万ウォン(約300万円)を奪われたと主張した。
同関係者は続けて「メンバーたちは民事裁判では“合意点を見つけたい。申し訳ない」と言い、刑事裁判では“殴られた”と主張しており、言葉が違いすぎる。我々は2015年初めに民事訴訟を出し、それから10か月間は殴ったとする話はなかった。以後、月給横領および租税などの話が出た。(民事)裁判前に不利だと思い、こうして刑事告訴をしたようだ」と説明した。
また、「相手は民事裁判の結果により(行動が)変わるようだ。あちらは我々が違約金の金額を調整するのが目的だ。我々は子供たちに金をもらう計画はなかったが、練習生が思いのままに所属会社を離れることに対する警鐘を鳴らすために始めたことだった。だが、相手がこう出てくるので仕方がない」と伝えた。
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