韓国女優ユ・インナ(34)が中国ドラマ降板の危機に陥った。韓国のTHAAD(終末高高度防衛ミサイル)配置決定に反対する中国が韓流コンテンツに対し、強力な制裁に出たためだ。
女優ユ・インナは現在、中国で湖南衛星TVの28部作ドラマ「相愛穿梭千年2」を撮影中だ。しかし最近、ヒロイン交代説が流れ、これに対して所属事務所側は制作会社と協議中という立場を出した。
これは、ユ・インナだけではない。現在、韓国俳優が出演中のすべてのドラマが不安な状態だ。すでに放映を始めたチ・チャンウクの「旋風少女2」も中断のうわさが広がっている。
関係者たちは「想像外の雰囲気」として、中国の動きを見守っている状態で、議論中の韓中合作ドラマなどもこれ以上の進行が成り立たない状況だという。さらに、中国と肯定的な協議を継続していたものの、突然、白紙化された作品もあることが分かった。
ある芸能界関係者は「THAAD配置決定により、嫌韓流に火がつくのではと心配していたが、いままではうわさのみが広がっていた。しかし、中国が本格的に韓流コンテンツに制裁を加えると見られる」として「憂慮が現実になった」と打ち明けた。
WOW!korea提供