俳優ユ・スンホが映画「キム・ソンダル」に青信号をつけた。 二日連続ボックスオフィスで1位にランクされ順調に航海中だ。封切り前にユ・スンホの女装、コミック演技などが大きな関心を集めたのも大きい。
ユ・スンホは封切りを控えて記者たちと会い、女装をして失望したと話した。普段かわいいと言われ、女装が誰よりよく似合うと自らも確信していたのに。ところがなんとテスト撮影の時、本人も驚いたという。「とても男みたいで」。
美しいという言葉が嫌いな男たちも多いがユ・スンホは違った。彼は「気分が悪くもないけど、うれしくもありません」と言って「他の人が私を見て感じることなので、私がどうこうすることでもありませんから」と笑った。
それではユ・スンホが考える「男」とは何か。ユ・スンホの最初の言葉は「男は女を保護しなければなりません」であった。彼は「大変なことは男性が、細かいことは女性が、そういう風にわけるのがいいと思います」と言った。
少し保守的な男性観を持っているねという取材陣にユ・スンホは、「幼い時から両親が礼儀に対していろいろ話してくださいました。難しいことではありません。大人たちと会えばあいさつをし、無条件に礼儀正しくしなさいと言われました。お前よりたくさんの人生を生きた人生の先輩たちです。お前より大人なら礼儀正しくしなさいと言われました」と回想した。
彼は「私は女性は大変な仕事をしてはいけなくて、手ですること、細かいことなどをすべきだと考えてきました」と話した。
ユ・スンホは映画「キム・ソンダル」を通じて今までの重い役から離れ、軽くて愉快なキャラクターに挑戦した。これに対してユ・スンホは「それなりに魅力があります。大丈夫でした」として「いっしょに一般の観客に混ざって映画を見てないので分からないけど、撮影当時はいい感じでした。前に感じたことがない気持ちのよさを経験しました」と打ち明けた。
「キム・ソンダル」は王も騙してしまう伝説の詐欺師キム・ソンダルの痛快な詐欺を扱った映画だ。俳優ユ・スンホとチョ・ジェヒョン、コ・チャンソク、ラ・ミラン、シウミン（EXO）などが出演する。