カン・ドンウォン、新作映画『義兄弟 SECRET REUNION』を自信をもってPR!!

 

韓国の若手人気俳優のカン・ドンウォンが、9月13日東京品川・きゅりあん大ホールにて主演映画『義兄弟 SECRET REUNION』のPRのため、約2年ぶりに来日し舞台挨拶と記者会見を行なった。

カン・ドンウォン「儀兄弟」 カン・ドンウォン「儀兄弟」

本作品は、イデオロギーの違いによって同じ民族でありがなら対立を余儀なくされ、南北に引き裂かれた朝鮮半島。朝鮮戦争勃発から60年、南北共同宣言から10年数える2010年、北と南、それぞれの国家に翻弄された二人の男の葛藤を描いたもの。

監督は、デビュー作『映画は映画だ』でソ・ジソプ、カン・ジファンを主演に男と男のぶつかり合いを鮮やかに描き出し、作品的にも興行的にも成功を収めた新鋭チャン・フン。

韓国の国家情報員イ・ハンギュにソン・ガンホが扮し、組織をクビになり探偵稼業で稼ぐ男の悲哀としたたかさを見事に演じ、イ・ハンギュと因縁を結ぶ北朝鮮工作員のソン・ジウォンにカン・ドンウォンが扮し、国家と家族への思いに引き裂かれながら逃亡生活を送るストイックな男の姿を披露し、さらなる魅力を発揮している。

カン・ドンウォン「儀兄弟」 カン・ドンウォン

黒のライダースジャケットをまとい、オシャレに登場したカン・ドンウォンは、「韓国でも1人で記者会見をやったことがないので、少し緊張している。」とはにかみながら笑顔で挨拶した。

この作品の出演を決めるにあたって、「シナリオの完成度がとても高かった。初めは後でオフォーの返事をするつもりだったが、チャン・フン監督とお酒を飲みながら話をしていたら、監督の人柄に引かれてしまった。監督の作品にぜひ出演したくなり、その場で出演を即答した。」と経緯を明かした。

初共演となった、韓国の代表する俳優ソン・ガンホとは、「撮影が終わった今でも連絡を取り、たまに会ってお酒を飲んだりする。プライベートな話や悩んだ時など、胸中を打ちあけることのできるいい先輩に出会う事ができた。」と映画だけでなく、良い出会いを得たことを嬉しそうに語った。

また、現在独身のドンウォンだが、娘を持つ父親という役柄について「父親役は自分には似合わないんじゃないかと思ったが、実際に6~7才の子を抱っこするシーンがけっこう似合っていてショックを受けた。」と照れ、記者たちの笑いを誘った。

カン・ドンウォン「儀兄弟」 カン・ドンウォン「儀兄弟」

役に対する姿勢について問われると、「これといって哲学はなく、その都度感じた事を演じようとしている。 今回も脱北者の方と会う機会があったが、それが演技にプラスになったかは分からない。」とし、男同士の作品の出演が多い事に対して、「もともとメロウなタイプの作品には惹かれないタイプ」と硬派な一面を見せた。

最後に、「この映画は、政治的な作品ではないので、二人の男の友情を分かち合う映画としてシンプルに観て欲しい。」とPRした。

 

『義兄弟 SECRET REUNION』は、10月30日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国ロードショー!

カン・ドンウォン「儀兄弟」 カン・ドンウォン カン・ドンウォン

 

カン・ドンウォン「儀兄弟」 カン・ドンウォン「儀兄弟」

2010.09.14