F.CUZ 日本で初めてのショーケースの大成功に涙

 

9月4日、東京・ラフォーレミュージアム六本木にて、今人気急上昇中の韓国ボーイズグループF.CUZ(フォーカズ)が、JAPAN 1st.ショーケース『Hug My Heart』を開催した。

F.CUZ

F.CUZは、リーダーのジノン、イユ、カン、イェジュンの4人で構成された、平均身長180cmを超えるモデル並みのイケメンボーイズグループで、2010年1月にデジタルシングル「Jiggy」でデビュー。

グループ名のF.CUZは、「集中させる」という英語の“Focus”に4人の意味“Four”を掛け合わせて作られ「K-POP界の中心となる4人」という意味が込められている。

韓国では、モデルドル(モデル+アイドル)と呼ばれ、ビジュアルとそれぞれが異なる個性を持ったパフォーマンスで注目のグループだ。

イベントの前に記者会見が開かれた。 4人が登壇すると、まずはそのスタイルの良さに驚かされた。

それぞれが日本語で自己紹介すると、リーダーのジノンが「今日の為にたくさん準備をしてきました。とてもワクワクしているし緊張もしています。」と心境を素直に語った。

「練習は2ヶ月間してきたが、内容的には5~6ヶ月に相当するものだった。」JAPANショーケースに対する意気込みを伝えた。

4人のアピールポイントは?

カン・・・パワー(力)、イユ・・・ラブリー、イェジュン・・・スウィート、ジノン・・・笑顔、と答えた。

グループ名の由来の“Focus”にちなんで嵌まっているものは?

ジノン「グループとしては海外のファンの方にどのような歌やパフォーマンスをお見せできるかという事に一番関心を持っています。」とし、個人的にはカン・・・美術と写真が大好き、イユ・・・映画、イェジユン・・・ファッション、ジノン・・・どうしたら童顔に見えるか研究中(笑)。

4人のキャラクター(性格)と関係性は?

カン・・・「人見知りをする性格です。弟のような役割。」イユ・・・「愛嬌があるので、初めての人でもすぐに仲良くなれます。兄役になれるように頑張っています。」イェジュン・・・「とても活発です。末っ子でムードメーカー。」ジノン・・・「明るく楽しい性格です。チームのエンジンのような役割、そして料理担当のコックさんです。」 これからの活動計画は、「日本でも活躍していきたいです。

韓国では次のアルバム準備が控えています。」とし、「日本と韓国を行き来しながら頑張りたいです。」と意欲を見せた。 そして、日本のファンへ「今日のショーケースの為に一生懸命努力しました。たくさんの声援と愛情を送って下さい。」「今度日本に来るときは日本語をもっと勉強してきます。」「「僕たちは韓国に帰っても日本のファンの方たちの事は忘れませんから、みなさんも僕たちを忘れないで下さい。日本のファンのみなさん、大好きだよ!」とメッセージを伝えた。

F.CAZ-カン F.CAZ-イユ

イェジュン リーダー ジノン

16:00~ショーケース開演。 暗闇の中から4人が登場すると、満席の会場から大歓声があがった。

「GO」の軽快なダンスと歌でステージがスタートした。 「NO ONE」と「お前のせいで」のナンバーが続くと、もうすでに会場はヒートアップ、始めから総立ちとなった。イユが、“本当に会いたかったよ!”と言うと悲鳴にも似た歓声が。

F.CAZ F.CAZ

トークコーナーでは、「東京は初めてで原宿に行ったのにショッピングする時間がなかった。牛丼が大好きなのに、今回の為にダイエットをしていて食べられなかった。」等の来日エピソードを明かし、「今日終わったら思いっきり牛丼を食べに行きます。」と笑いを誘った。

アジア各地を回り、海外のファンにも大人気の様子だが、日本のファンの印象を聞かれ「本当にキレイ、かわいい、セクシー!」と褒めちぎった。

そして、合宿生活をしている彼らは家族同然で、その生活ぶりも披露。

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今回、料理が得意なジノンを中心に特製チヂミを舞台裏で作り、会場から幸運にも抽選で選ばれた4人が手作りのチヂミを食べることができた。 「そのお味は?」に、もちろん「マシッソヨ~美味しいです。」と満面の笑顔を浮かべていた。

また、メンバーそれぞれがパフォーマンスを披露した。 RAINに憧れて歌手をめざしたというカンはRAINの「HIP SONG」と「君を掴まえる歌」を完全コピーして驚かせた。

イユは、さすがお父さんが有名トロット(演歌)歌手というサラブレットだけあって、素晴らしい歌を披露した。

イユとイェジュンは「ただ・・・逢いたくて」をデュエットしその歌声で魅了し、ジノンは「Memories&エナジー」で軽快なラップと歌で魅力を見せつけた。

他にも4人の愛用品のプレゼント等があり、お返しにファンからたくさんのメッセージカードがメンバーに贈られた。これに感動したカンは「本当にありがとうございました。」と思わず涙ぐんでしまった。

ノンからも「実は今回韓国から出発する時、台風で飛行機が飛ぶか心配だった。今日は本当に来ることが出来てよかったです。」としみじみと語った。「これからも応援宜しくお願いします。」と挨拶すると、 突然、『12月初旬に、また来日が決まった』というニュースが飛び込み、会場から割れんばかりの拍手がおこるとカンもイェジュンも涙が止まらなくなってしまった。

「引き留めても」「BMG」「Jiggy」など全13曲を歌いきって、会場が最高潮に達したままステージの幕がおりた。

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2010.09.08