韓国アイドルグループ「JYJ」メンバーのパク・ユチョン(30)が警察署に出頭し、性的暴行容疑に関する初めての取り調べを受ける。
ユチョン(JYJ)は30日午後6時30分ごろ、4人の女性から告訴された性的暴行容疑に関して取り調べを受けるため、ソウル・江南(カンナム)警察署に出頭した。
この日、江南警察署には取材陣が殺到し、ユチョンへの関心の高さを伺えた。韓国国内だけでなく海外からの取材陣も集まって、ものすごい人だかりとなった。黒いシャツとズボン姿で取材陣の前に立ったユチョンは「多くの方に心配かけて申し訳ない。誠実に取り調べを受けてくる」と短く心境を明らかにした後、足早に向かって行った。容疑を認めるのかという質問には、即答を避けた。
警察関係者は、ユチョンの取り調べに関して「いつ終わるか分からない。時間を断言できない」と述べた。
当初、警察側はこの日の午前10時に取り調べをすることにしたが、29日にユチョン側から出頭時間の変更要請があり、午後に変更した。これはユチョンが社会服務要員で服務中だったからだ。ユチョンは江南区庁で服務を終えた後、江南警察署に到着した。
今月10日に風俗営業店(性風俗店とは異なる)の従業員Aさんから性的暴行容疑で告訴されてから20日が経過して、ユチョンが取り調べを受けることになった。また今月16日にはBさん、17日にはCさんとDさんからも同じ容疑で告訴されている。
警察の取り調べで明らかにする核心的な部分は、ユチョンと告訴人との性関係が強制的であったかどうかだ。Aさんは今月4日に店のトイレで性的暴行を受けたと主張したが、5日後に告訴を取り下げた。ユチョンは法定代理人を通じて今月20日、江南警察署にAさんを恐喝及び虚偽告訴罪で逆告訴した。
ユチョンの所属事務所C-Jesエンタテインメント側は「嫌疑がないことの立証と名誉回復のために警察の取り調べには積極的に協力するつもりだ」と公式立場を明らかにしている。
WOW!korea提供