ソン・スンホン 松嶋菜々子『ゴースト~もういちど抱きしめたい』制作報告会見

8月3日(火)東京、六本木グランドハイアットにて韓国の俳優ソン・スンホンと女優松嶋菜々子がW主演した映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』の制作報告記者会見が行われた。

「ゴースト」

韓国のみならず、日本でも絶大な人気を誇るソン・スンホンと日本を代表する女優松嶋菜々子ということもあり会場には多くの報道陣が早くから足を運んだ。

『ゴースト もういちど抱きしめたい』はデミ・ムーアと故パトリック・スウェイジの共演で世界中を涙で包んだ名作『ゴースト ニューヨークの幻』(1990年公開)のアジア版で舞台をニューヨークから日本に移し、ヒロイン星野七海(松嶋菜々子)と陶芸家を目指す韓国人青年キム・ジュノ(ソン・スンホン)と出会い恋に落ちるラブストーリー。

しかしオリジナル版と異なり、今回『ゴースト』になるのがヒロイン七海役の松嶋菜々子だ、七海を想うジュノ役ソン・スンホンの切ない演技が注目の作品。

会見には主演のソン・スンホン、松嶋菜々子、一瀬隆重プロデューサー、大谷太郎監督、パナマウントピクチャーズジャパン岡崎市郎代表取締役が登壇した。

シックなドレス姿の松嶋菜々子をエスコートしながら黒いTシャツとダークグレーのスーツでソン・スンホンが登場し公式の場で初めて2人並んだ姿を披露した。

まずパナマウントピクチャーズジャパン岡崎市郎代表取締役が「アジア版『ゴースト もういちど抱きしめたい』で名作が20年ぶりにアジアを代表する2人の共演で実現した喜びと日本、韓国を含むアジアまた世界へ発信できるよう、またこの映画が多くの人に愛されるよう望んでいます。」と挨拶。

続いて映画『THE JUON/呪怨』等で日本とハリウッドで活躍中の一瀬隆重プロデューサーが「4年前にロスのパラマウントピクチャーに呼ばれ是非日本映画を作りたいがいいアイデアはないかと聞かれた時にとっさに『ゴースト』のアジア版を作りたいと申し出て実現した」とアジア版『ゴースト』の制作経緯について説明した。

ヒロイン星野七海を演じる松嶋菜々子は「今日はたくさんの方にお集まり頂きありがとうございました。」と報道陣に感謝を込めて挨拶し「この話を頂いた時に脚本の段階で読ませて頂き、内容に多少意見を取り入れて頂きました。キャスティングの点でもアジア版なので韓国の俳優さんと共演できたら素敵だなという思いも含めてプロデューサーと話をさせて頂きました。オリジナル版に負けないアジア版『ゴースト』を作るために、私も力を注いだ作品になってます。またひとりの女性として、もう一度恋をするなら、どんな風に愛を育んで行くかを考え演じました。是非たくさんの方に見て頂きたいと思ってます」と作品にかける意気込みを語った。

次に日本初主演となるソン・スンホンは「こんにちは、ソン・スンホンです」と日本語で挨拶、「今日はたくさんの方にお集まり頂きありがとうございます。最初にこのアジア版『ゴースト』出演の話をもらった時は、アメリカ版『ゴースト』を観て育った世代でもあったのでその役を自分が演じると思うと、夢なのか現実なのかわからない程嬉しかったです。外国映画ということで最初葛藤もありましたが『この機会を逃したら一生後悔する』と思い、出演したいという気持ちがどんどん高まり引き受けました。松嶋さんや監督、スタッフのみなさんが家族のように迎えてくれたので、最初の心配もよそに無事撮影を終えることができました。韓国映画ではなく日本映画ですが本当に心を突き動かされて、心から泣く演技ができました。」と作品にかける情熱を見せた。

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本作品が初監督となる大谷太郎監督はこの作品の見所は”二人が見つめ合う姿”とし、「言葉を越えてお互い好きだと思う気持ちで見つ合う姿で二人の愛情を表現し、ゴーストとなった七海がジュノを見つめても届かない悲しさや想いの強さを”見つめ合う姿”で表現した。また色々なラブシーンを撮らせてもらったが、どれも美しくて素晴らしく、ずっと観ていたいと思えるシーンをたくさん撮ることができました」と自信に満ちた表情で紹介した。

お互いの第一印象について松嶋は「ジュノ役にピッタリの紳士で、礼儀正しく、品があって、女性にとても優しく、陶芸家という芸術的な繊細な部分も体から表現して下さる方ではないかと思いました」とソン・スンホンに対する思いを伝えた。

スンホンは「出演の決め手として”松嶋さんの存在”が大きかったですし”共演できる”事も大きかったです。最初日本語ということで心配しましたが撮影をしていくうちに言葉は重要ではないということを学びました。最初に初めて出会うシーンを撮影したとき、本当に美しいと思ったので、美しいと感じる“演技”をしないでできました。松嶋さんはスタッフにも優しく、弱音を吐かずに一生懸命仕事をする方で見習わなければと思いました」とお互いを賞賛した。

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スンホンは「シリアスなシーンが多くなり食事をしないで臨む事が多く、大事なキスシーンでお腹が鳴ってしまい、申し訳なかったです(苦笑)」とエピソードを告白すると「私もお腹がなって、聞こえたかな?って思いながら撮影してました(笑)。

キスシーンに限らずひとつひとつ、大事なシーンが続くので食事も休憩も入れず撮影に没頭した1か月半でした」と息の合ったところを見せた。

また松嶋は「1日1回はスンホンさんに韓国語で挨拶をするコミュニケーションをとってみました。スンホンさんはいつも優しい笑顔を返して下さいました。」と彼に対する気遣いを見せ、「最近流行っているのは(親指をたてて)”テッパ(大絶賛)”という言葉です。」とユーモアも交えて憶えた韓国語も披露した。

 

オリジナルでウーピー・ゴールドバーグが演じた”物語のカギ”を握る霊媒師を樹木希林が演じたことも発表され、樹木希林について松嶋は「樹木さんは衣装をご自分で全部用意され、すべて準備をなさってから現場に来られました。そういった点も含めてとても勉強になりました」と、スンホンも「樹木さんが撮影中に演技について情熱を持って話をされているのを見て、自身を振り返って反省をしました。樹木さんの出演シーンを観るのがとても楽しみです」と大先輩樹木希林について熱く語る2人。

最後にファトセッションが行われ約1時間弱の会見が終了した。

アジア最強のキャスト、スタッフによる”せつなくて儚い奇跡のラブストーリー”がこの秋最大の関心と話題を呼ぶことは間違いない。

『ゴースト もういちど抱きしめたい』11月13日(土)全国ロードショー

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2010.08.05

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