人気アイドルグループBEASTが帰って来る。もっと新しい姿でカムバックすることを予告した彼らが、この夏を「ホットサマー」にするだろうと期待されている。
*ダブルバラードで活動という理由ある自信
BEASTは今までステージで華麗なパフォーマンスと強烈なカリスマで愛されてきた。男らしさを前面に立てたBEASTは、「Fiction」、「Shadow」などメロディーとパフォーマンスが調和したステージで大衆的な魅力を公開した。
BEASTは特にダンスグループではあるが、先行公開曲と収録曲でミディアムテンポジャンルとバラードを多彩に盛り込み、ファンだけでなく大衆まで魅了した。「雨が降る日には」、「Midnight-星を数える夜」、「大丈夫かい?(Will You Be Alright?)」、「No More」、「仕事に行かなければならない」などの先行公開曲と収録曲は、カムバック前からチャートで1位になるなどたいへん愛された曲だ。
だからいっそう今回のバラード曲である「Ribbon」と、先行公開曲の「Butterfly」でダブルバラードタイトルを予告したということは、BEASTのバラードに対する愛着と自負心が表れた部分だといえる。
BEASTは、リードボーカルのヨソプを中心にラッパーのジュンヒョンと全てのメンバーがボーカルとしての力量を見せている。そのたびにそれぞれ違った音色で多くのカラーを調和させて大衆的なバラード曲を発表してきた。新曲「Ribbon」と「Butterfly」に対する期待がいっそう高まっている。
*チームの再整備で失うものより得るものが大きい果敢な選択
今回のカムバックがいっそう期待を集める理由のひとつが、メンバーだったヒョンスンのチームからの脱退で、5人組として初の顔見せになるということだ。
普通、チームのメンバーの離脱や脱退はグループ活動に悪影響を与えることが多いといえる。
しかし、BEASTは果敢に再整備を決断して第2の跳躍に挑んでいる。ヨソプとドンウンが作詞作曲に参加してアーティストとしての器量を強め、アルバムにBEASTのメンバーが参加することで完成度の高さを追い求めた。もう8年目を迎えたBEASTは、変化と完成を通じて相変らず新しく強く成長し続けている。