7月24日(土)東京、芝公園にあるメルパルク東京にて「チェオクの剣」「アイルランド」「プラハの恋人」等多くのドラマに主演した韓国の人気俳優キム・ミンジュンが「Happy Birthday キム・ミンジュン~ JAPAN PREMIUM PARTY ~」と題しファンミーティングを開催した。
24日はキム・ミンジュンの34歳の誕生日、一緒にバースディーを祝うために全国から多くのファンが会場へと足を運んだ。
ドラマ『チング~愛と友情の絆~』のプロモーションや韓日合作映画『全羅(チョルラ)の詩』(現在公開中)の試写会で日本を訪問しているキム・ミンジュンだが単独でのファンミーティングは実に2年ぶりとなる。
オープニング、彼の子供の頃の愛らしい映像がスクリーンに映し出され、ファンの熱い視線が注がれる中、舞台中央からゆっくりと上がってキム・ミンジュンが登場。
舞台には大きなケーキが用意され、会場全員で「センイル チュッカ ハムニダ~♪」の歌のプレゼント、そしてピンクとブルーのペンライトで大きなハートを会場全体に作って彼の34歳のバースディーを祝うサプライズプレゼントに感激したようすのキム・ミンジュンは「皆さんキム・ミンジュンです。本当に嬉しいです」と心から挨拶した。
「34年間生きてきてこんなに大勢の皆さんと過ごす誕生日は初めてです。大勢の方に愛され今日このようにして誕生日を迎えることができることは、私が死ぬ時、目を閉じるその瞬間まで忘れることができません。本当に嬉しいです」と喜びと感謝の気持ちを率直に語った。
また、「昨日は空港でたくさんの方が迎えてくださったのに、警備の都合で きちんとしたご挨拶できなくて心苦しかったです」と迎えに来てくれたファンへの心遣いも示した。
スクリーンには今まで競演したチャンヒョク・ヒョンビン・ソ・ドヨンからお祝いのビデオメッセージが届き、嬉しそうな表情を浮かべた。
ビンテージ物の帽子を被ったチャン・ヒョクには「チャン・ヒョクさんには帽子をプレゼントしないと(笑)」と「ヒョンビンさんは僕がDJばかりしていてもっと”俳優の仕事をして”と忠告していたね(笑)」と、また「ドヨンさんにはもう少し面白いメッセージが欲しかった(笑)」とそれぞれにユーモアを交えてコメントし、プライベートでも仲が良いことが伺える。
ここで両親からの手紙が紹介され、結婚について触れられると「非常に重たいメッセージですね(笑)」と苦笑する場面もあった。
その時突然キム・ミンジュンの携帯に電話が・・・「ヨボセヨ(もしもし)」と女性の声、彼のお姉さんと気がつかず「ヌグセヨ?(誰ですか)」と緊張した様子のミンジュン、お姉さんは「お誕生日おめでとう。突然の電話で驚いていると思うけどファンミーティング頑張って」と話し、ここでもご両親と同じく「早く結婚して!」と独身を心配しての会話に会場の笑いを誘った。
次に彼の甥が「センイル チュッカ ハムニダ~♪」とかわいい歌のプレゼントをして会場が暖かく、和やかな雰囲気に包まれた。
軽快なテンポで進められるイベントはファンが選ぶドラマの名場面ベスト10やキム・ミンジュン演じる<好きなキャラクター>ベスト5を紹介。
ベスト3全部に「チェオクの剣」が入り、1位にはハ・ジウォンとの『洞窟』のシーンが選ばれた。
撮影した場所は本当の洞窟で撮影に使った洞窟のある山は、落石が多く入山禁止の場所だという。 実際に撮影している時も落石があったり、スタッフは皆ヘルメット着用だが俳優たちはヘルメットなしと、かなり危険な撮影だった当時のエピソードを披露した。
<好きなキャラクター>でも「チェオクの剣」のソンベク役が1位、またキム・ミンジュンが1番好きな作品としても紹介された。 「『チェオクの剣』は”キム・ミンジュン”という俳優が居ることを知ってもらうきっかけになった作品で、ひとつひとつ苦労しながら作っていった作品ですから」とその作品への思いを語った。
たっぷりとトークコーナーを堪能した後、ヘッドフォンを首にかけ黒いシャツとジーンズ姿で再登場し<DJVesper MJ(ベスパーエムジェイ)>に変身してDJの実力を直接ファンへ披露した。
DJとして見事に音を操る彼は7月30日の京畿道・利川で開幕するチサンバレー・ロックフェスティバルに準備した曲を披露し、ファンもペンライトを大きく振り、踊り場内は『クラブ』さながらの最高潮の盛り上がりを見せた。
続いてサイコロを使ったゲームコーナーでは抽選で選ばれたファンが一緒にうなぎを食べながら花火をみたり、直筆の暑中見舞いやDVD,OSTが当たるなど盛りだくさんの内容に彼のファンへの愛情が強く感じられた。
質問コーナーでは男性に応援されるのは嬉しいと男性を指名、『チェオクの剣』で彼のファンになったとう男性はそのきっかけとなったのが隣に座っている彼女と紹介し、更に、その彼女が先週誕生日だったので是非彼から「おめでとう」の言葉を言って欲しいとお願いすると、キム・ミンジュンはステージから彼女の元に降りて「お誕生日おめでとう」の言葉と握手のプレゼントをした。彼の誠実で思いやり溢れる人柄を感じた瞬間だった。
今回「ファンの方と直接触れ合いたい」という彼の希望で実現した参加者全員の握手会。更にサプライズで彼と記念撮影することに。
会場にはお年寄りや車椅子の方もみられたがその都度彼が階段では手をとったり、ステージを降り駆け寄って記念写真を撮るなどファンを思いやる彼の姿が本当に印象的だった。 また会場には子供連れも多く、写真撮影時には彼が子供を抱いて撮影するなど微笑ましい場面も多く見られた。
「2年ぶりのファンミにもかかわらず僕の事を忘れることなく、応援し続けて下さる皆さんに本当に感謝しています。 韓国では不幸なニュースがありましたが・・・僕は自分の身の丈にあった、分相応な生き方をしていきたいと思います。僕はファンの皆様を失望させることは絶対にいたしません」 と真摯に挨拶する彼の姿に誰もが心打たれた。
イベント
が終わりアンコールの手拍子が起こる中、後部客席入り口から再び登場したキム・ミンジュン。 手を振り、笑顔でファンに応える彼の姿に終始ファンを大切に想う気持ちを強く感じるイベントだった。
「2010年7月24日の今日を決して忘れない」という彼の言葉のように集まった多くのファンの心にも忘れることのできないファンミーティングになったに違いない。
主催:㈱フラウ・インターナショナル http://www.frau-inter.co.jp/