「取材レポ」ユン・サンヒョン、ファンと楽しむゲームで大はしゃぎ! 富士山ツアーは夏におあずけ!? 

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2月15日(土)から、富士山4合目散策などを兼ねた山梨での1泊2日のファンミーティングツアー「『少年』ユン・サンヒョン ファンミーティングツアーin yamanashi」を予定していた俳優ユン・サンヒョンが、大雪の影響により急遽内容・会場を変更し、2月16日(日)、東京・両国のKFC Hall&Rooms Aホールにて、ファンミーティングを開催した。

雪をも溶かすユン・サンヒョン、主催者の熱い思いにより、なんとかファンミーティングは中止にならず、開催の運びとなっただけに、この日は突然の場所変更にも関わらず、会場は全国各地から詰め掛けたファン400人であふれかえり、ユン・サンヒョンとの対面に胸を躍らせるファンの熱気に包まれていた。

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そこへ、短髪で精悍な雰囲気を漂わせたユン・サンヒョンが登場すると、ファンから一斉に悲鳴のような大歓声が上がった。その大興奮の中、「アンニョンハセヨ。久しぶりです」とあいさつしたユン・サンヒョンは、「ROYCE' 生チョコレート」のCMソングでもある「このまま気持ちさえ告げずに」を熱唱。

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歌い終えた後もファンの熱い声援が飛び交い、熱烈な歓迎を受けたユン・サンヒョンは「以前、富士山の近くでファンミーティングを開催したので、その思い出をまた呼び戻したいと思っていたんですが、雪が降ってしまって…。富士山見たかった~」と残念がる表情を浮かべながらも、「昨日朝10時の飛行機に乗るはずだったんですが、5時の飛行機になりました。日本が大雪だったので、今回イベントはできないかと思いましたが、中止だけは避けようと、場所を変えて開催することになりました」と伝えると、ファンから温かい拍手が起こった。

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その後もMCみんしるの司会進行でトークが続き、最近は映画「トクス里の5兄弟(原題)」の撮影がクランクアップしてから、刑事役に挑戦するドラマ「カプトン(原題)」の撮影に入ったというユン・サンヒョン。今回、強い男性キャラクターを演じるため、役作りで髪を短くしたそうで、客席に「幼く見えますか?」と問い掛けると、あちこちから「モシッソヨー(カッコいいです)」という声が上がり、「ありがとうございます!」とニッコリ。また、プライベートでは、最近仕事が忙しいので大好きな登山はできず、散歩をしたり自転車に乗ったりしていることも明かした。

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ここからは、ファンと一緒に楽しむゲームコーナーが続く。まずは、ユン・サンヒョンにまつわる問題に、ファンが〇×で答えていき、最後まで正解した人が優勝という〇×ゲームから。最初は兄弟や血液型の簡単な問題だったが、少しずつ難易度アップ。「プロフィールの身長は182cmである」という問題で、答えは×(実際は181cm)だが、脱落者が出始めた。そして、「初めて日本でファンミーティングを開催したのは2009年8月2日である」という問題(答えは〇)で一気に減り、残り15人に。

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その15人がステージに上がり、最終対決へ。「今朝、テンジャンチゲを食べた」(答えは×、食べたのはさつまいも、ヨーグルト、サラダ、ナッツ類など)、「今履いている靴下は黒だ」(答えは×、色はグレー)、「今日の下着の色は赤だ」(答えは×、色は黒)など今日のユン・サンヒョンのことを聞く問題が続いたが、正解者が多く、なんと用意していた問題がここで終了するハプニングが。

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急遽、ユン・サンヒョンが即興で問題を出題。「小学校から高校までの間で、運動選手をしたことがある」という質問に全員×と回答したが、答えは〇。「中学のとき、少しの間サッカー選手でした」というユン・サンヒョンの説明に、会場はどよめきが起こる中、「でも、初めての試合で足首を折ってしまい、すぐにやめてしまいました(笑)」と意外な過去を明かした。結局、次の「自転車を10歳になってから乗った」(答えは×)という質問で2人が残り、私物の登山靴と映画の撮影で使ったというメガネがプレゼントされた。

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続いて、新聞紙ゲーム。イス取りゲームのような要領で、音楽が流れている間はダンスを踊り、ユン・サンヒョンがストップと言ったところで、床に敷かれた新聞紙の上に乗るというもの。抽選で選ばれた10人がステージに上がり、ゲームがスタート。PSYの「江南スタイル」が流れ、ユン・サンヒョンも参加者と一緒にノリノリで「乗馬ダンス」を披露。そして、「ストップ」と合図すると、すさまじい勢いで新聞紙に乗るファンの姿に、「すごいです!」とお腹を抱えて大爆笑するユン・サンヒョン。徐々に新聞紙が小さくなり、白熱する女性たちのバトルに、会場全体も熱くなっていき、大盛り上がりとなった。

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今年のバレンタインデーは、「撮影があったのでチョコレートはもらっていないけれど、ファンから愛をもらった」というユン・サンヒョンたっての希望で、チョコレートをその場でデコレーションして、3名にプレゼントをすることに。クッキーにチョコレートクリームなどを塗り、色の付いたクリームで絵を描き始めるユン・サンヒョン。富士山や潜水艦、ハートマークの絵を器用に描き、ラッピングまでする心のこもった温もりのあるプレゼントに、抽選で選ばれたファンは涙ぐんで大喜びしていた。

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事前にファンから寄せられた質問に答えるコーナーでは、「今何を考えていますか?」という質問に「富士山に行きたいです(笑)」とお茶目に答えるユン・サンヒョン。「というのもデビュー当初、日本で富士山を見たとき、すごく不思議な気持ちになったんです。偉大な山を前に、自分が小さな存在に思えたし、初心に返ることができたので、今回も富士山でそういう気持ちになれるのではないかと思い、ぜひ行きたかったんです」と富士山へのこだわりを語った。

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また「ドキッとする女性の仕草は?」という質問には、「20代前半はロングヘアの女性が髪をかき上げる姿にドキドキしました。20代後半はバッグを肩にかけて歩く後ろ姿」と答え、ユン・サンヒョンが実際にお尻をフリフリさせて歩くと、会場は大爆笑。続けて、「30代後半は女性がテーブルに肘をついて座ったときに見える鎖骨」と話すと、鎖骨を見せようとするファンの大胆な行動に、今度はユン・サンヒョンが大爆笑した。


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続いて、「他の人に言いたくない言葉は?」という質問では真剣な顔つきに。「20代のときは“一緒にご飯にいこう、映画を見に行こう、買い物に行こう”ということが言えませんでした。軍隊に行く前に自分が何をすべきか決めなきゃいけなくて、勉強をすべきか、絵を描くべきか、歌をやるべきかいろいろ考えましたが、よく分からなくてストレスを受けていたので、誰かに一緒に何かをしようと言うのが嫌でした」とし、「30代のときは、“これをやりたい”ということが言えなくなりました。僕は歌をやりたかったんですが、年齢的に自由にやりたいと言えなくなってしまったんです。だから、ドラマなどのOSTは自分からではなく、監督からの提案でやることになったものばかり。これが運命ということです。皆さんも、これをしなきゃと考えすぎてストレスを受けるのではなく、楽しく過ごしてください。そうすれば自然と願いが実現し、健康になって、顔も明るくキレイになるので大丈夫ですよ」と深みのある言葉にファンもうなずき、感心していた。

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ファンが自分の携帯電話でユン・サンヒョンの写真が撮れるフォトタイム、ユン・サンヒョンが客席をバックにして撮る記念撮影などが続いた後、ユン・サンヒョンの最後のあいさつに。

「次こそ富士山でのファンミーティングをやりたいと思うので、待っていてください。ドラマの撮影が終わった後、7月か8月に絶対行きますからね。今、ドラマの撮影中ですが、放送前に皆さんと会えて楽しかったです。こうして皆さんと年を重ねていくと、皆さんとの触れ合いがどんどん楽しくなるし、幸せに感じています。ただ問題は、皆さんと会うのがあまりにも楽しくて、恋人を作るヒマがないということです(笑)」とユーモアも交えながら、「皆さんに会えてパワーをもらったし、今回ドラマで刑事という新しいキャラクターを演じるので、プレッシャーもあるんですが、皆さんの応援を力に変えて、一生懸命頑張れると思います」と力強く締めくくった。

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最後はファンお待ちかねのライブへ。ドラマ「お嬢様をお願い!」でユン・ウネとデュエットしたOST「ロマンス」をしっとり歌い上げたユン・サンヒョンは、大学のMT(親睦を深める合宿)でよく行く江村(カンチョン)に来ているような気分になったとし、そこで友達と一緒に川を眺めながら歌ったというフォークデュオ「旅行スケッチ」の「星が散るね」をアカペラで披露。ファンも手拍子をしながら、その美声に聞き惚れた。

「シークレット・ガーデン」で自身が演じたオスカーが歌う「涙の跡」で、切ない歌声を会場に響き渡らせたユン・サンヒョンは、なぜか年の話題に。映画の撮影中はなかなか運動ができず、映画の撮影が終わってから北漢山に登ったとき、今までは休まずに早い足取りで頂上に登れていたのに、今回は途中で5、6回休んでしまったそうで、「運動は規則的に行ったほうがいいですね。この世に“永遠”のものはないと思います。今キレイでスリムで幸せそうに見えても、ストレスを受け、運動せずに食事制限もしなければ、人の体はすぐに変わります(笑)。だから必ず管理をしてくださいね。管理をして、いつまでも美しい姿で会いましょう!」とファンと約束しつつも、「なんで僕はこんな話をしてるんだろう(笑)」と首をかしげ、飾らない魅力を発揮した。

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最後の曲「U-Turn」では歌い終えた後、「この曲はサビの部分で合いの手を入れてほしいのに、なんでそれをやってくれなかったの?」とファンに訴え、もう一度歌うことに。ユン・サンヒョンのレクチャー通り、今度はファンも一緒に大きな声で歌い、会場の一体感が最高潮に達したところで、ファンミーティングは終了した。

余韻が残るまま、会場を去るのが名残惜しそうにしているファンたち。すると、主催者側からユン・サンヒョンと2ショット撮影会を行うとのお知らせがあり、ファンは歓喜の声をあげて喜び、最後までユン・サンヒョンとの時間を存分に楽しんだ。

ユン・サンヒョンも持ち前の明るさとサービス精神で、ファンと一緒にさまざまなポーズを取り、一人一人に感謝の言葉を伝えた。

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富士山ツアーは次回におあずけとなってしまったが、「笑う門には福来る」が座右の名だというユン・サンヒョンらしく、明るい笑顔でファンを迎え、見送り、いろいろな困難を乗り越えて、温かいイベントを届けたユン・サンヒョン。ファンにとっても、今回の東京でのファンミーティングはステキな思い出になったことだろう。今夏は、ユン・サンヒョンとファンの願いが通じ、富士山に行けることを願って…。

 

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

 

 

2014.02.17