韓国出身の5人組ロックバンドFTISLAND(エフティーアイランド)のメンバー イ・ジェジンと、俳優のクァク・ドンヨンが出演した、韓国の大人気ウェブコミックを原作としたドラマ「学園サバイバル~アブジェンイ~」が日本で7月2日(土)より前・後編の2部作同時に公開される。日本公開に先駆け、5月21日(土)、東京・ビックサイトTFTホール1000にてドラマの初お披露目会と舞台挨拶が開催された。
【動画】part2 FTISLAND イ・ジェジン、クァク・ドンヨン登壇!
主演映画「学園サバイバル~アブジェンイ~」舞台挨拶&先行上映会開催
前編が上映された後の舞台挨拶とあって、ジェジンとドンヨンは熱烈なファンの声援によって迎えられた。ブロンドヘアーのジェジンはグレーのTシャツに黒のクラッシュデニム、ドンヨンは柄もののシャツに黒のパンツというカジュアルで、スタイルの良さが目立つ姿で登壇した。ドンヨンは「初めまして。パク・コン役のクァク・ドンヨンです」と日本語でシンプルにあいさつ。続くジェジンも日本語で「こんにちは。ユ・デチ役のジェジンです。久し振りに真面目な雰囲気で少し恥ずかしいですね」とはにかみながら日本語であいさつをした。
トークコーナーに入り、まずはこのドラマがどんな作品なのか?と質問されるとドンヨンは、「この作品には深いメッセージが込められています。弱肉強食の世界、そしてそのような世界で仕方なく生きていかなければならない社会構造についても描かれていますが、それを“学園”に置き換えて、楽しく、見やすくした作品だと思います。高校生らしからぬ風貌の人たちも多くでてきますが、友情あり、愛ありの楽しく生きていく姿が詰まっている作品です」と説明すると、ジェジンが「今の説明はパーフェクトです!」と日本語で突っ込みを入れ、会場を笑わせた。
MCから「高校生らしからぬ風貌と言っていましたが、ドンヨンさんは高校を卒業したばかりですよね?」と尋ねられ、「はい、今20歳です。撮影中は僕だけが現役の高校生でした。復学した生徒という設定もあったので、30歳くらいのお兄さんたちもたくさん出演していますが、撮影はとても楽しかったです」と当時を振り返った。
一方のジェジンはというと、「制服を着たのは6年ぶりですね」と告白。久々に着た感想を問われ、「韓国語で話しますね」と言ったとたんファンからの「え~」というブーイング(笑)
すぐに、「わかった、わかった」と慌てて日本語に戻し「久し振りに着てみて良かった。男は年は取るけど、心はいつまでも子供なので、同じ制服を着た共演者たちと遊んだり、変な事をしてみたりしましたよ」と怪しい!?発言をして笑いを誘った。
ドラマの原作が大人気のウェブコミックということで、演じるにあたりプレッシャーを感じなかったか?との問いにジェジンは「人気のコミックだからプレッシャーを感じるということはありませんでしたが、自分が演じたユ・ジテの見た目が自分と違ったので、どんなふうに自分なりのユ・ジテを見せようかと思い悩みました。でも、自分なりにやりきったので、これで良かったのだと思います」と自信を覗かせた。それに対して、ドンヨンは「作品が決まった時はドキドキでした。人気の作品というのは、観た人全員がそれぞれ自分なりに考えるキャラクターを持っていると思います。ですので、そのキャラクターに近づけて表現しなければならないということが難しかったです」と答えた。
2人が今後共演するとしたら、どんな内容でどんな役を演じたいですか?との質問には
「本当の兄弟みたいな役がいい」と言ったジェジンに対して、「恋人役」と爆弾発言をしたドンヨン。「ドンヨン、大好き」「私も」と2人でノリノリにジョークを交わし、仲睦まじい姿を見せた。
トークが終わるとメディア用の撮影タイムがスタート。映画の宣伝看板を2人で仲良く持ちながらの撮影。パネルの高さを気にしながらも、笑顔やピースサインなどのサービスもたっぷり。その様子を見守っていたファンたちからは「可愛い!」「カッコイイ!」と次々に黄色い声援が沸き上がり、はにかんだ様子の2人が印象的だった。
最後は、ファンのためのフォトセッション。ドンヨンとジェジンが自ら客席に降りていき、ゆっくり会場を一周。撮った写真を#アブジェンイのタグ付けで投稿し、皆で映画を盛り上げようという企画の一環だった。真近で歩く2人に、ファンのテンションは最高潮となりながらもカメラを向け、会場は大歓声に包まれた。
最後のあいさつでジェジンは「今日僕が感動したのは、音楽をする僕ではなく、演技をする僕まで応援してくれてありがたいなということです。本当にありがとう!でも皆が見てる前で撮影するのはやっぱり恥ずかしいなぁ」と終始、照れていた様子だった。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)
◆作品タイトル:『学園サバイバル~アブジェンイ~』
<story>トラブルメーカーばかりが集まる不良高校、プンラン高校。そこへ、“ケンカが生きる全て”という問題児パク・コン(クァク・ドンヨン)が転校生としてやってきた。しかし、以前の高校では不良グループのリーダー格であった彼が、今度は立場が逆転、イジメの対象となってしまう。なかなか新しい学校生活に馴染めずにいたパク・コンにとって、唯一の心の安らぎとなったのが柔道部主将イ・ボンヒ(ボラ)だった。彼女はいつも影で見守りながらパク・コンの話し相手となり、二人の距離は少しずつ近づいていく。一方、ボンヒだけをずっと一途に思い続けてきたプンラン高校唯一の平凡男子ユ・デチ(イ・ジェジン)は、恋のライバルの出現で平凡だった学園生活が大きく動き始める。問題児と平凡男子による恋のライバル戦と、そこで芽生える男の友情。彼女をめぐり微妙なスクールライフが始まった-
7月2日(土)2週間限定 前編・後編 同日ロードショー
配給:ライブ・ビューイング・ジャパン (c)The Flatter
★公式サイトhttp://liveviewing.jp/contents/aboojangi/